最近未知の水族展示施設を探し当てることをライフワークとか言ってる(!)水族館認定委員のめnち氏より、情報をもたらされました。
「ここは認定基準満たしてるのでは」と言われたら行かないと!
と、さっそくやってきました。
博物館の周囲20キロくらいの道路のあちこちに案内看板が出ていたりと茨城県の気合がハンパないのを感じながら到着。日曜日の15時すぎでしたが驚くべき人の多さ。ほとんどが小さな子供を連れた家族。茨城中の親子がここに集結してるのか?くらいの人込みで入館する前から驚くなど。
入ります。人が途切れた瞬間に写真を撮るのは慣れてますwマンモスー!でかい!
水から陸へと進化をとげるジオラマ。
あの、すみません…あまり古生物とか化石とかこれまで興味を持たずに生きてきたので…すみません…
博物館に行くといつもこんな気持ちになるかめきちさんです(通じますか…このニュアンス…?)
ぎゃおー!
うわっ!っとのけぞってしまったダンクルオステウスの模型。
ぎゃあー!こわっ!なムカシオオホホジロザメの模型。歯が怖い…。
こちらは現生のホホジロザメ剥製。こっちも十分に怖いわ…。
うわースナメリー。かわいいと表現していいのか微妙だけどかわいい、もしくは斬新。
素人が見ても楽しい博物館っていいですね。
我が家の子供に自慢したところ「ティラノにちゃんと毛が生えてる!」と感動してました。そうなのか、これティラノサウルスなのか(えっ?)
水族館マニアからすると「海響館ぽいなー」という景色(伝われ…w)
水槽がチラっと見えたところでテンション爆上げ⤴⤴
そろそろギアを上げていきますよぉ。
めnち氏の言う通りなかなかな水槽だぞ、これ。
水槽の展示ゾーン入口についに到着しました!
久慈川の上流から海まで水の流れを追った形で水槽展示が展開されています。
博物館や科学館でよくある展示方法であるのですが。説明をよーく見てみて。見づらいけど頑張って!(;・∀・)
鳥類や植物までしっかりと載っているんですよ。
カジカさん。
ねぇ…これそこらの水族館よりしっかりした説明じゃない…?
カジカが浮き袋がないとか初めて知った!あと、カジカのセリフがかわいい(*´ω`*)
コイは外来種(琵琶湖の野コイを除く)、ってお話。コイバナ…ww
クスっと笑えるけどタメにもなる…こういうの大好きです。コイが外来種って説明は私が見てきた中では須磨水と琵琶博とここでしか読んだことないかも。私がスルーしてる可能性も高いけど。
ブルーギルとかブラックバスって展示されてるのを見る分にはかわいい魚なんですよね。
生態系への影響は甚大なんでしょうけど。こいつらが悪いわけじゃない。
この博物館は平成6年にオープンしたそうで、ざっと25年近く経っているわけですが、この水槽はリニューアルとかされてるのかしら…?
なんだか、とっても水槽が綺麗なのです。照明の当て方とかもとっても見やすくて、色んな水族館もマネしてほしいくらい。
そして。
ついに…海までキター!
潮の満ち引きゾーンにいたメジナやコトヒキ、イセエビなどの生き物はちょっと見えづらかったかなぁ。
と、海水水槽に流されそうですが、ちょっと待って!
疑似河川水槽のカーブの真ん中に円柱水槽があと3本あるのー。
ゲンゴロウって泳ぎに必死感があるよねw
あとはアカハラさんと。
ツチフキさん達。円柱水槽は撮りにくいからまあいっか(;・∀・)
ミジンコの拡大模型がかわいい。
円柱水槽側から見た水槽。うーん、素敵。
はい、お待たせしました!もう一度海水水槽に戻ります!
さっきからうっすらと感じていたけれども…
この説明書きを書いている方…もしかして…天才?
私からしたらこの説明が「まさに圧巻」ですよ!
海水水槽の小ケースでは流れ藻の展示。
稚魚。かわいい(*´ω`*)
海水水槽、一番見やすいのは最後の水槽面でしょうか。
反対側にいる人もうつってしまいますが…(;・∀・)
圧倒的ホウボウ!!
(水槽内は結構流れが速いんですね。)
圧倒的トラザメ!!
圧倒的ドチザメ!!
圧倒的じゃないけどコバンザメ!!
博物館でここまで水族展示が充実してるのは驚き!
で、ここは認定水族館なのか?というのを検証してみますね。
①50種類以上展示→魚名板だけの確認ですが54種なのでクリア
②水量10t以上→ナンボあるのかわからないけど、10t以上はあるやろw
③自称水族館→博物館内の生き物コーナー、ですね。水族館的な名称はありません。
④埋め込み水槽→そうですね、問題なくクリア。
⑤水槽10本以上→ここが問題ですね…。
⑤の「水槽10本以上あるか」について。
さっきまで書いていたように、ここの水槽は上流から海までぐるっと水槽があります。で、水槽の数=仕切られた数とするとこうなります。
ちょっと見づらいですが、これだけの大きさがありながらアクリルで仕切られてる水槽の数は4、ということになります。
上流と中流などは木材で仕切られていますが、水槽数をどうカウントするかで答えが変わってくるのです。
例えば同じような水槽があるアクアリウムさがみはらなどは他にも無数に水槽があるので問題にならないのですが、ここの場合、この水槽以外は円柱水槽の3つと。
あえて足すとしたらこの水槽?プラケース!となってしまうのです。
認定委員の基準に照らすと3/5では認定にならず、この水槽数をどうカウントするかで認定になるか非認定になるかの分かれ目になるんですね。
これはミストラル氏とめnち氏の判断を求めたいと思います。
※2019年3月17日追記:再訪して、博物館の担当の方に質問もさせてもらって、水槽の数などについては修正した記事を新たに書いております。ここが認定になるのかどうかに興味がある方はコチラをご覧になってください。
ただ。
ホッキョクグマとホッキョクギツネのホワイトコンビは素敵だし。
テングギンザメだったり!
ミツクリエナガチョウチンアンコウだったり!
西部太平洋ではこの記録しかないというヒタチダラだったり。
自然博物館としては最高なので、水族館と認定されてもされなくても行って損はないかと思います!!
プラケースも水槽といえば水槽でしょうし個人的には認定基準満たしてるかなと思います。
返信削除それ撤去するだけで水族館じゃなくなるのか、という話にもなります、が、
うろ覚えで悪いのですが海藻(だけ?)が入った埋め込み水槽が
海水槽の直後くらいに2つくらいあったような・・・
なので合計10を下回ることはそうそうないかなぁ。。。と思いますね。
リボかくさんこんにちはー。
削除あの海藻円柱水槽は本物の海藻じゃなかったような気がします…。ひっかかるところが多すぎるのでここは再度訪問して確認してきたいと思っています。
ここキッカケで認定委員の限界も見えてきたような気もするので、これから新たな展開もあり得るのかなぁ、と先日認定委員会合をしていて思っているところデス。またイベントとかもあるかも。
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