千歳さけますの森 さけます情報館(2017.08.10)

2017年8月10日。

千歳水族館を出たのち、支笏湖方面に走ります。
先日、プロの水族館ブロガー・ミストラルさんから教えてもらった水族館相当施設へ。
えーっと…ここでいいんでしょうか…と心配になるような未舗装路を走ります。

森が深くなってさらに不安がつのる頃、見つけたっ!ここを曲がるのですね。

右折した先は細い道でやっぱり不安になりますw
でも途中にいくつか案内表示が出ているのでそれを頼りに進みます。

到着!!ここですね、ここでいいんですよね?(まだ不安w)
展示棟ってのぼりも出てるので大丈夫でしょう、突入!

(どうでもいいことですが、情報の少ない施設に入るのって勇気がいりません?私だけ?)

お…おおおおおおお!でっかい水槽が真ん中にどーーん!と。
吸い寄せられるように水槽に近づきます…大丈夫、不審者ではありません、ただのかめきちです…どうも…。

ヒメマスさんですかね。たくさんいます。

水槽の水面には渦ができています。四角い水槽で横から見ても流れは見えませんが、中の水は結構な流れがあるんでしょうね。

ところでこの水槽には魚名板がひとつしかありません。「ベニザケ」です。
え?これもベニザケ?

これもベニザケ?

あ、この個体はなんとなくピンク。で、これもベニザケ?

さらにピンクの濃いのもいた!これは私のイメージしてるベニザケだっ!

ちなみにこの水槽の説明はこれ↓。

ベニザケは降海型、ヒメマスは陸封型ってどっかの水族館で勉強した気がする…。
”ヒメマスからベニザケを育てる技術開発に成功”ってことはここに入ってるのはヒメマスからベニザケに育てられたベニザケ達ってこと?

後でスタッフさんに聞いたところ、ここに入ってるのは一部ヒメマスと人工ふ化放流から遡上してきたベニザケ、とのこと!!しかも、ここに展示している間にだんだん赤くなってきたとのこと!すごい!すごーい!
ヒメマスとベニザケが一緒に観察できて、しかもベニザケの成熟過程(体色や形の変化)を観察できるなんて、すごい!大感激!!
超贅沢な水槽ですねっ!
(ちなみにこの水槽は季節によって中の魚種は変わるそうです。今はベニザケですがサクラマスの時もあります、とのこと。)

大興奮していたので気付くのが遅れましたが、壁側にも水槽がありました。

千歳川に生息している魚たちの水槽のようです。
サケ、サクラマス、ブラウントラウト、イトヨ、カワシンジュガイ、カワニナ、スジエビ…ってすごいな!千歳川。


こんな感じ。


さて、展示棟には水槽の他にもサケとマスについて勉強できるような展示があります。

サケの発育過程標本(の写真を並べてみた、見にくいけど)

サケの解剖模型。

パネル展示や採卵や孵化に必要な器具模型なんかも展示されています。

展示物を順番に見ていくと掲示板がありました。

大人気水族館ブロガーのめnちさんが好きそうなネタだな…( ̄ー ̄)と思いつつ通り過ぎましたw
年齢:1000歳(千歳)ってのがツッコミどころでしょうかw


さて。
さけます情報館にはもう一つ見学できる施設があります。それがこの体験棟。
①学ぼう②見て③さわって、というのがコンセプト、とのこと。


こちらは学ぼうゾーンですね。

パネル展示もよく見るととても興味深いものでした。

数分の動画を鑑賞できる部屋もあります。サケの孵化の様子とか見れます。

この動画がとても良かったです。リアルな自然での産卵の様子が撮影されたものです。
音声も説明もないのですが映像だけでメッチャ感動できる。

順路の矢印に従い隣の部屋へ。
さわってみよう、と言われたら触りますよー。どれどれ。

サケ稚魚。そーっと。
うわっ!冷たいっ!めっちゃ水温が低くて魚を触れても気づかないくらいw

こちらはエサやりができるようです。どれどれ。

時期ではないので模型でしたが、実物を見れる時期もあるんですね!見てみたい!

そのお隣は稚魚たち。模型じゃないよ。

餌をあげることができます。これだけ数が多いと水がバッチャーン!的な展開になるのかと思いきや、割とみなさん静かに行儀よくパクパクしてくれました。意外…。

なになに…?サケの親魚に触れるの?

"歯に気をつけて"と言われるとジワジワ怖い…。表面がヌルっていて、触るとピクっと動いたので光の速さで手を上げました(笑)

稚魚の隣には親魚水槽が。繁殖の為に遡上してきたサケたち。

でっかいなぁ…かっこいいなぁ。水冷たいんだろうなぁ(そこじゃないw)



さて。ここからがさけます情報館のハイライトになります!
あまりにも感動したので詳細にレポートしたいと思います!!

最初は「ふむふむ、稚魚を放流できるんだねー。川に流してバイバーイってやるヤツかな?」程度でスタート。サケ稚魚の放流は数年前に他の施設で体験したことがあります。

水の入ったコップを持って外へ。放流体験場はこちらですか?
案内の文字だけを頼りに進むのはなんかワクワクします。

フタを開けるのね。りょうかい。


容器のフタの裏にも指令が。2尾すくう。りょうかい。

おお。稚魚にしてはデカい。この活きのいい稚魚を2匹、備え付けの網ですくうんですね。りょうかい。

稚魚メッチャ元気w

次の指令。
ん?パイプから放流?

パイプってこちらですか…?なんかめっちゃ手作り感満載なんですが。
水は流れてるけど、ここに放流?

こ、こうですか…?(色々不安)

はい。コップはこちらへ。りょうかい。

うん、で、稚魚はいずこへ…と目線を先に送ると。
うわー!パイプすごい長いじゃん!!!!
(そして高さ調整のブロックがより一層手作り感を演出している…)

え?これパイプの出口ってどうなってるの?

うわー!川にダイレクトインだっ!
これ、アイデアの大勝利じゃね?
流しサクラマス!←と私が勝手に命名した(;・∀・)


さっき、何も考えずに放流してしまったサクラマスの稚魚たち、大きくなってまた戻ってくるんだよ…(;・∀・)
(先にどんな仕組みか確認してから放流すればよかったと後悔中。もう一度見たくても私は1人だし…。)

ふむふむ。彼らが海に向かうのは来年の春、再び帰ってくるのは再来年の10月なのか。

(ぼーぜんと川を眺めていたら、視察で訪れたっぽい方々が説明係っぽいスタッフさんと来られまして。無事流しサクラマスの全容を見ることができました。めでたし。この放流は基本的に通年行っているとのこと。北海道なのに通年やるんですか?!と驚いたら冬でも川の中に魚たちはいるので問題ないです、と。あー、たしかに!厳しいのは人間だけだ!w)

川の向こう側に建物発見。

さけます情報館はごく一部で施設自体の敷地はとても広いのですね。

最後にもう一度展示棟をチラ見して終了ー。


結論:ここ、すごくイイ。ロケーション・展示内容などなど総合的に見ても、とてもイイ!です。車がないと行きにくさMAXですが千歳水族館まで来たら必ず寄ってもらいたいくらいイイ!です(*´ω`*)