スマートアクアリウム静岡(2022.05.15)

 2022年5月15日。

良いお天気で早起きもできたので下道でフラフラやってきました、静岡駅!
目的はコチラ!松坂屋静岡店!

静岡までお買い物に来たわけではなく、4/27にオープンしたスマートアクアリウム静岡目的です。オープンして20日ほど。こんなに早くかめきちさんが新設水族館に飛び込むなんて珍しすぎる!!神戸や宇多津や足摺にもまだ行ってないのに!!(笑)

「ここにある」という情報以外ほとんど調べないで突っ込んだので、松坂屋の何階にあるのか?とか専用の入口があるのか?とか全然分かりません!w地下から入店したからか?それらしい案内も出ていません…。
とりあえず目についたエスカレーターに乗ってグルグル上へ。6階から上に上がるエスカレーターが真っ暗になって、あ!ここだ!と分かりましたw7階にあります!

思いっきり移動可能そうな券売台でチケットを買います。今時珍しい半券もぎりタイプのチケット。サッカーの試合でも最近はQRチケばかりなので、もぎりタイプのチケットの懐かしさに悶絶。入口カウンターでオジサマが一生懸命もぎってくれました。オジサマが腱鞘炎になりませんように…。ちなみにチケット購入は現金の他、ほぼ全ての電子マネー、クレカ決済も可能で最新版水族館!って感じ。

いい加減入場します(笑)
ウェルカム水槽。チケットもぎりのオジサマの場所からダイレクトにこの景色です。入口が扉で仕切られたりしていないので、なんならエスカレーター(水族館外)からもこの景色は見えちゃいます。

後ろのモニターはいくつかパターンがあるようです。雰囲気がガラっと変わりますね。

去年、静岡の松坂屋内に都市型水族館が新設されるというニュースを聞いて「どうせ光と映像を駆使した映え空間メインでしょうね…」と思っていました。神戸の劇場型水族館と同じ会社が作った水族館ですし。

いや、本当にごめんなさい!私、誤解してた!!!
ウェルカム水槽の中を覗いて一瞬で自分の誤解に気付きました。一見金魚が入ってそうなウェルカム水槽の中にいたのは…なんとマアジ!!とシロギス!
(後ろのモニターの色が反射してマアジの顔色が悪く見えてますが…大きさも程よく体型もキレイなマアジでした。サビキ釣りで釣れたら嬉しいやつw)
覗いていく人みんなが「美味しそう」って言ってました。さすが静岡。
ってか、こういう盆栽水槽で海水を入れてくるとか思わないじゃん。めちゃくちゃ意表突かれたよ…。


最初の「眺める」ゾーンです。ウェルカムゾーンから続く最初の2本の水槽がオニカサゴ・オニオコゼとウツボ水槽…。眺めても水槽内に変化の起こりにくい水槽たちです。なぜこれがトップバッターになったのか…。いや、私的にはとても好きな魚たちですが…(笑)

「眺める」ゾーンはこんな感じ。

目力ヤバイ系…惚れそう…

あ、そうそう!スマートアクアリウム静岡は魚名板があります!混泳水槽などでは全部の種類ではない&解説はあるのとないのがある、ですが!魚名板があります!(大事なことなので何度でも言うw)


なんじゃこれー?って気になったお魚。
ペヘレイ。「国内では静岡県内にある東京海洋大学吉田ステーションでのみ、飼育・研究が行われている」だそうで。
えーっと、そうだっけ…?ペヘレイ…、どっかの水族館でも見たことあるような名前な気がする…んだけど、どこだったか思い出せない…。うーん、老化。
10センチくらいのピチピチ幼魚♡かわいい♡胸ビレの付き方がボラみたいですね。


次は「繋がる」ゾーンです。
日曜日の朝一番、人はまあまあ入っています。

小さめの水槽とデカデカ見開き図鑑的展示。印象的ですね。
図鑑的解説は、水槽内にいる魚の詳細な解説や、彼らの生存戦略、生息地での食べ方(!)、生息地の環境危機についてなどなど…。結構踏み込んだ内容になっています。
これをここに持ってきたのがスマ静の勝利ポイントかなと思いました。最初のゾーンでアジ・ウツボやハリセンボンなどよく知られている魚をもってきて、次に一気に狭い通路に入ってのこの展示。
まだ見る人の集中力が全然残っている状態で、狭い通路に不釣り合いなデカデカ解説。字も大きい。そりゃ、みんな読むって。
「水族館の解説は読まれない」通説を覆す光景でしたね。ほぼ全員立ち止まって読んでる!手書きやおもしろ解説じゃないのに!

で、水槽はこんな感じ。たぶん、ここでは「解説は読むけど魚は見ない現象」が頻繁に起きてる気がする…ww

水草にしても流木にしてもすっごい綺麗な水槽なんですよ。

ただ、魚たちがとっても幼い。解説の字はこれでもかと大きいのに魚は小さい。スルー率を見るにお客さんは素直です…(;・∀・)
え?私ですか?
私はこのレインボースネークヘッドのロリかわいさに悶えていましたよ!10cmちょっと!

次はディスカバリーゾーン。

ででどーん!!
このデデドンの真横に机と椅子があるのは嬉しいですね。私が滞在していた3時間くらい、ほぼ誰かが座って休んでいました。ぼーっとしながら水槽を眺めて疲れを癒す…最高かよ。

で、このデデドンの後ろには神戸のアトアでも話題になってたAIアバターのカエルが前を通る人にさかんに話しかけていました。賢いねぇ…。
「ニモがいない…」って泣きそうな声でカエルに話した子に「に、ニモはこの後ろのお部屋にいるよ、探してみてね」って優しく答えてた。すげぇ。ニモで通じるんだ!!

ニモ(違)(カクレクマノミは違うとこにちゃんといますw)

本棚が4本あって、どれも素敵すぎてクラクラした…。読んでみたい本ばかりだったし、うちにある水族館ガチャたちもこんな風にシャレオツに並べたい…。

AIカエルが言ってたニモはここにいます。カエルモニターのすぐ横の「見つける」小部屋。
真ん中に鎮座しているドーム水槽にイソギンチャクとクマノミ。
さっきのニモ好きな子には申し訳ないけど、ここは展示しているモノをじっくり見るとめちゃくちゃ面白い。骨格標本や色んな生き物の心臓模型だったり、興味持ちだすと止まらないヤツがズラリとならんでます。

さて、次。
「装う」ゾーンです。壁がやべぇ…最高…。草間彌生さんですか…?

この内装がオープン前に出てきたとき、Twitter界隈のテグリマニアさんたちが色めきだっていましたね…。
そんなここの主役がこの水槽にいます。
大小3匹のニシキテグリ!
(なぜかこの水槽だけ水が濁ってたのはなんでなんだぜ…涙)

このゾーンはその名の通り生き物たちの装い(色・形・擬態など)の特徴を前面に出した展示となっています。
このシモフリタナバタウオは見事でした…。よく水族館で見るのは水槽内をフラフラ泳いでる光景で、ハナビラウツボに擬態してると言われても"泳いでたら効果半減じゃね…?"と密かに思っておりました。スマ静の子は違うよ!岩の隙間で動かずじーーーっと。
パッと見はウツボそのものでしたね。お見事ー。

ガッツ寝にもほどがあるでしょ…( ˘ω˘)スヤァなサクラダイさま…( ˘ω˘)

最後は「和む」ゾーンです。
あー、映えっすな!良きですな!
ボウルのような左右2つの水槽にはそれぞれミナミメダカとグッピーが入ってます。

このゾーンは「小さな生き物のきらめき」という副題なのですが…

ポッドベリーシーホース(今は小さい)

マンジュウイシモチ(今は小さい)
(スミマセン、思わず突っ込みました…wそれくらい展示されているポッドベリーとマンジュウイシモチが小さくかわいかったのでw)

水槽自体はとてもよくできていて、海藻に紛れている様がよく分かりました。一見数匹しかいないように見えて、よーーく見るとたくさんいる。

あー、映え!バエバエっすな!!
が!この派手で華々しい水槽は水槽部分がスーパーマクロ道場でして…。
スカーレットジェム(しかも1センチ程のちびサイズ)、ミクロラスボラハナビ、バンブルビーゴビーが入ってます…。私は早々に諦めて離脱。どなたかマクロ猛者の方、キレイなお写真見せてください…w


個人的に一番好きな展示が最後にありました。
ニホンウナギ、オイカワ・カワムツ、サワガニ水槽です。

私の中でサワガニ水槽の至高は海遊館だと思っているのですが、ここは個体の見やすさで海遊館を抜いてかなり良きサワガニ水槽かもしれない。

この広さならサワガニが成長しても面白い行動を見せてくれそう。楽しみ。
水中の石の隙間、陸上の草の間、石のコケの上…いろいろな行動してるサワガニを見れるサワガニ天国♡

オイカワも小さいけど、すんごく素敵。サンシャイン水族館のタナゴ水槽的な良さがあります。好き。


館内一番最後のメッセージ。
・私たちは自然から貴重な命を預かり、当館で展示していることに、大きな責任を感じています。
・水辺に暮らす生きものたちや自然環境をより深く知りたいと感じられたなら、是非他の水族館や自然フィールドにも足をはこんでみてください。
結論:スマ静、良き水族館じゃん!

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