足立区荒川ビジターセンター(2022.05.03)

 2022年5月3日。

足立区・葛飾区の水槽施設めぐるツアー、2施設目。

足立区荒川ビジターセンターです。荒川の河川敷横に建つ複合ビルの中にあります。図書館や生涯学習センター、上層には普通の住宅が入っているでっかいビルです。
ビジターセンター界の常識を破る斬新な立地ですね。
駐車場があるのを知らなくてこれまで敬遠していましたが、この度地下駐車場があることを知ったのでホイホイやってきました。
入場。窓が明るく白つぶれしてますが、窓の向こうに荒川が見えます。ビジターセンターのある階からそのまま河川敷に出れる橋が繋がっています。

(水槽数が減っているとツイートに反応下さった方がいましたが、コロナ対応であえて減らしているのかもしれません。確認はしていないですが。)

水槽を見ていきますね。

小さめの水槽が多いですね。中にいるのは目の前の荒川に生息している生き物たち。

一番大きな水槽でも60センチですね。

ウナギかわいい(*´ω`*)


水槽はこんな感じです。
が、がっ!!
ここのメインはコレで間違いないっす。ベンケイガニのタッチプールです!

(なぜカニをタッチプールにしようと思ったのか…)
(ハサミにはさまれる子ども続出しないのかな…)
(ざわざわ…ざわ…)

大人なので手は入れませんが、観察してみるとちょっとかわいい…。目が合うと穴の中に逃げようかどうしようか迷ったように顔を逸らすカニ…。やだカワイイ…。

トロ舟に砂をドカっと入れ、水を少々入れただけなんですけどね。
砂山に夜のうちに各自穴を掘ってねぐらをつくるんだって。穴同士がところどころ繋がってたり、ねぐらが崩壊して砂の下に埋もれちゃったりするんだそうで。
何よりスタッフさんの説明が楽しい。

タッチプールでカニを触れない子用に窓際の小さい水槽にもクロベンケイガニが展示されていて近くで観察できるようになっています。
目の前の川、岸辺の湿地帯にわんさかいるんだとか。川のどの辺りにいてどんな動きをしているかの説明を聞いて、川っぺりに降りて観察してみたい!って思いました。
いつも水族館に行くと思うこと。水族館が特別な環境なのではなくて、水族館外のフィールドに同じ世界が広がってること、そこに目を向けさせる展示こそが水族館の大きな存在意義なんじゃないかな、ってこと。
スタッフさんの説明を聞いて、まさにソレですよね!って一気にイチオシ施設になりました(私は時間が押してて川には行けなかったけど)

また会いに来てね!って言われた気がした(*´ω`*)また来るね。

目の前の川にいる植物・野鳥・昆虫についてもしっかり解説。
いやー、規模は小さいけどすんごい素敵な施設でした。もうちょい時間をとって再訪して次は川におりてみたいと思います。

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