カワスイ川崎水族館(2021.12.25)

 2021年12月25日。

2020年7月にオープンしてからようやく、ようやく訪問してまいりました、カワスイ。
入口にででーん、と出ているオフィシャルパートナーさんの関係もあり、すぐに訪問するのは躊躇されました。なんなら一生行かない可能性もあったくらい。


最近新設される水族館にはほぼ全てスポンサー制度が導入されていますが、ここにプロスポーツチームが入ると、ちょっと微妙だな?って思うのは、私の心が狭いでしょうか。

個人的なこととして、
カワスイはフロンターレがパートナーになっているのでマリノス好きな私は行きたくない
→2021年のマリノスは追いつくことができずフロンターレがJ1リーグ優勝
→マリノスが優勝できなかったらカワスイに行くと宣言していた
カワスイ初訪問!ってわけ。

はい、そんなどうでもいい前置きを流しつつ入場です。
海の中道の入口にもあった動く絵。

そして水槽のあるゾーンへ。想像以上に広い。そして一つの水槽が大きい。

後ろにでっかいモニターがあり、多摩川リバーが投影されています。
映像はちょくちょく変わります。多分この映像も多摩川リバー。

映像よりも面白いなーと思ったポイントはここ。
水槽の置き方。水槽の周りに砂利が敷き詰められてます。

にょろ~ん。

床から直接生えてる(?)水槽もあります。

最初の数本の水槽を見ただけで、魚の状態がとても良く維持されていることが分かりました。好印象。

日本(多摩川リバー)の次のゾーンはオセアニア・アジアゾーン。

水槽の作りこみがすんごい。憧れるけど絶対自分にはできない水槽レイアウト。

個体は小さいんだけど、レイアウト効果もあってカッコ良く見えますね。

こんなん、どうやって水槽の掃除するんだろう…大変そうなイメージしか浮かばない…
水槽の中に魚の名前と簡単な説明の書かれたプレートが置かれていました。ありがたやありがたや。ほんの一部でも魚の名前が分かると興味がぐーんと沸きますね。

オープン当初、展示生物の情報は全て水槽前にあるQRコードをスマホで読み取らないといけなくて。水族館民からは様々な意見が飛び交っていましたよね。
おそらく「不便すぎる」という意見が多かったのでは?と推察される、水槽に直接貼られたシールによる説明と水槽内に置かれたプレート。もちろん当初のQRコードも水槽前中央に置かれています。利用する人に利するよう進化できるのは強い。
ちなみに、私はリンネレンズが月額課金制だった頃から使っていた人です。
千歳水族館のLinkRayやしながわ水族館のアプリなど、抵抗なくダウンロードしちゃう人でもあります。時間と気持ちに余裕があれば全然使うけど、混んでたり時間が押してたりすると厳しいよね。なので、デジタルとアナログどちらもあるのが理想!


デジタルもアナログもどちらもあるのは最高(なお、写っている魚はシルバーパーチではありません。騙されないようw)

ビル内の限られた空間ですが、植物も生えてる!


こちらのガラスの向こうには…
ワライカワセミがいました!夜はフクロモモンガに展示替えされるそうです。

ちなみに、カワスイはオープン時は昼カワスイ・夜カワスイと2部営業をしていて年パスもそれぞれありましたが、2021年3月から一部制の終日通し営業へと変更になりました。
コロナ禍で状況が読めない世の中で、柔軟に体制を変更し進化できるのはカワスイの強みだなぁと思います。なかなかできることじゃないですよね。魚名板にしても、営業時間にしても。

さて、オセアニア・アジアゾーンはまだ続きます。訪問したのは12/25の土曜日。ご覧のように周りの8割くらいがカップルでしたねw残り1.8割が親子、0.2割が友達連れって感じ。


水槽のレイアウトが本当にすごい。これしか言ってない気もするけどすごいw


真ん中にある円柱水槽だってちゃんとレイアウト組まれてる。
そんでもって、中にいる魚もきれいだし、元気。


この水槽なんてかめきちさんホイホイすぎる。好き。
そしてマクロレンズ道場でもある…
マクロむずい…。


スマホでもキレイな写真が撮れますね。映え。

これ、どうなってるの…?という謎水槽。たぶん、左右の2つの窓は奥でひとつの水槽になっていると思われる…けど、奥にも柱が見えてるぞ…。「田」みたいな形の水槽…?
鏡の効果も使われてそう…構造の解明は無理…ww

中のアロワナはジロっとこっちを睨んでますw


この水槽は上の「田」水槽の一部になってそうな位置関係にあります。どうなってるのよ…

なんとなく他と違うスケスケナマズ。こんなライン入る個体もいるんだねぇ。


テッポウウオは飛び出す水槽。


オセアニア・アジアゾーンのラストスパート。

整列してそうで揃ってない。

ナイススネークヘッド!(種類までは知らない)

※ちなみに今さらですけど、この記事では魚の名前には触れません。現地で「魚の名前?そんなもん分からなくてもとにかく見てみろや」という気持ちになったし、今でもそう思っています。カワスイに関しては。だからこの記事については魚の名前を教えてくれなくても大丈夫です(*´ω`*)


クラウンローチの魚名プレートがある水槽ですが。
いや、クラウンローチはかわいいのですが。
それよりもこの子がかわいかったぁ…(*´ω`*)

メコンオオナマズ、パーカーホ、オスフロネムスグラミー…のちっちゃい子が入ってます。
この子達が大きくなったらどうするんだろう?ワクワクしますね。

どう見てもキュート!So cute!!



さーて、やっと次のゾーンに進みますよ。想像の50倍くらいパワーが必要ですね!
赤いゾーンはアフリカゾーンです。

シクリッド系がわんさか入っています。


(自分は魚の名前は気にしない、と割り切って見ていたので気にならなかったけども)
デジタルではなくアナログでの説明が優れていると特に思ったのはこの水槽。
前を通る人のほぼ全員が「子育てしてるのかな」って立ち止まっていました。

実際、手前にちーーーーーーさい稚魚がワラワラいたので、余計にみんな見ていく、みたいな(え?稚魚が全然写ってないって?心の目で見てください…w)


また構造が謎な水槽があらわれた!
奥にこの黄色い魚がいなかったら鏡の存在に気付かなかった。なんて騙し上手な水槽なんだ…恐ろしい…。


アフリカゾーンに入った頃、時間帯なのかな?人がかなり増えてきて、水槽前に滞留しだしてちょっと窮屈に感じるようになりました。アジアゾーンと比べると通路が狭く両側に水槽があるので人が溜まりやすい条件が揃っているのですよね。

そんな中ですが、この水槽前だけ誰も立ち止まらず空いておりました。
おお、なんかイケメンな魚じゃないすか!水槽に何も書かれてないしプレートもないし、オープン当初のQRコードしかないけど開くこともしてないから名前は分からない!w
イケメンAですね(*´ω`*)←何度も言うけど魚の名前は本当にどうでもいいと思っているのでお知らせいただかなくてダイジョブです!


その先の水槽がこちら。大混雑の先頭の片側になってました。
これはねぇ…。プレートがずらーっと並んでたら、この魚はどれ?どこ?って答え合わせしたくなるわねぇ…(渋滞の原因)

(なるほど、魚名板のメリット・デメリットを実感できたぜ…と思いつつイケメンの魚をゲットするかめきち氏)

ひとつの水槽に1種類or1匹しかいないと、さほど水槽前に滞留することはないみたいですね。

渋滞の先頭のもう片方はこちら。

なんじゃこれー!面白い形してる!!

なんか見たことあるような柄だけど、きっと私が知ってる魚じゃない!
おちょぼ口がかわいいいいい!

ジロリと睨まれた。まぁ、落ち着けって言われてるみたいだったw

そしてアフリカゾーンのクライマックスへ。

最高オブ最高。ターポンのギラギラ感大好き。

ポリプテルスさんも最高。

赤いバックに緑が映えバエ。

うわっ、ナンダコレ!と思わずつぶやいた巨大サカサナマズ。デカイ、でかすぎる。

デカさに驚いたら隣は小ささにビビるなど。アフリカンランプアイ、撮れるわけねぇ…。

(柱の陰からこっそりとかめきちさんを慰めてほしいw)


ここでアフリカゾーンが終わり、エントランスから続いた10階をぐるっと見て回りました。
エスカレーターでひとつ下って次は9階を見てい…く前に!!


喉が渇いたし、お腹すきました!!!
ということでこもれびカフェで休憩!!ピラルクを食べる!!


さーて。休憩もして仕切り直しです。
まずは南アメリカ・パンタナルエリアですね。
カワスイでここに巨大イグアナがいる写真をアップしてた方がいて。すんごい巨大なイグアナに見えたので会えるのを密かに楽しみにしていたのですが、残念ながら亡くなってしまったとのこと。
今はコモンマーモセットが暮らしています。

そして。ついに。
カワスイのメインタンクと呼んでも良いのでは?という有名な水槽ですね。

後ろのモニターにパンタナールの風景が投影されてます。泳いでいるのは小さな魚だけ。

魚の姿を観察するより雰囲気を味わってね、という感じでしょうか。

もっと時間が経つと、ここもモスでモッサモサになったり、いい雰囲気になるんだろうなーと妄想できました!

そして、ここのゾーンで大興奮だったのがこの水槽。
カッコイイ!
美しい、かっこいい。
最高!!!!!!
ペーシュ・カショーロ、かめきち覚えた。カッコイイ魚。


この先にパノラマスクリーンという映像コーナーがあるのですが、写真撮るの忘れました。
映像はキレイだったけど、まあいっかという感じ(次に行く機会があればちゃんと撮る!)


そいでもって、次。カエルの水槽群の向かいにあったこちらの水槽群。

なんと砂の中に埋まって設置されています。ブラジルにあるレンソイス砂丘を模しているそうです。

水槽横には砂だけの場所も用意されてて、一緒にいた次男はひとしきり砂をサワサワして癒されていました。レンソイスは白い砂。さらさら。砂セラピー。

水槽の中はナンジャコレ?だらけ。
あ、これ知ってる!ブラックゴースト!
ブラックゴーストの目が撮れて嬉しかった人です!(/・ω・)/ワーイ
なんですかね?この魚。見たことは…たぶんナイ。
見たことあればきっと記憶に残ってると思う(たぶん)


次はアクアラボのゾーンです。
ジャウー!

ピラニア!

ブラインドケーブカラシン!

デンキウナギwithちっさい魚。

ここまではまあ、水族館でよく見る魚たちですね。
んが!!!この、円柱水槽がヤバかったんですよ…。






ナンジャコレーの嵐。もうワクワクが止まらん!!
もうね、私からしたら見たこともない生き物が目の前に大量に!テンション爆上げですよ。


私がナンジャコレでテンションン上がってる間に、一緒にいた次男はこちらのブルーカンディルと格闘してました。

でっかいねぇ…。
めちゃくちゃ素早いし円柱水槽だし、永遠に上手に撮れる気はしないけど。
次男待ちの間に常連さんぽい親子が通って「見てー、また大きくなってる!」って言ってたのでそういうことなんだね。良き良き。

あまりに待ち時間が長いので、バックヤードの窓から中をガッツリ観察するなど。


さー、最後のゾーンだよ!アマゾンゾーン!

哺乳類とか鳥類がいるとこでしょ?テレビで見たよ!
って意気込んで入りましたが、意外なことに立派な水槽もある!


いやー、良き!!最高じゃん!!
正面から見るとかわいいぃぃぃ。

水槽の上にはモリモリの植物とホオアカトキ!

そしてイタズラしてるオオハシさん。
やめてぇぇー、余計なことしてるぅぅ…(そして周りがボロボロになってるのもオオハシさんの仕業…?)

有料でカピバラやナマケモノのいるお部屋に入れます。
お部屋は予約でいっぱいで入れなかったので窓の外からパパラッチしましたw


これもパパラッチなんだけど、見て!!みてーーー!!
もう最高じゃない?ウトウトしながらすり寄っていく2頭がペロペロしあってるの!!!
最後までテンション激高いままフィニッシュ!
これは珍しいことですよ…。かめきちさんが最後までテンション高くいれるのは…(飽きっぽいだけとも言う)

魚の名前はまあどうでもいいやって気にしなかったけど、環境についてやパンタナールの自然破壊の危機、地球環境の変化による影響、なんかがちゃんとパネルや動画で説明されていて学習する機能もあったよ。
オープン前はデジタルと水族館、みたいなキャッチフレーズの売り込みだったので正直私には合わないだろうなぁ、と思ってたので想定外の居心地の良さに驚いて一気に評価が爆上がりした感はある。


だからこそ、フロンターレと組んでるのはもったいないなぁ(かめきち心の叫び)
それがなければもっと頻繁に通いたいくらい気に入りました。
今は川崎フロンターレ展とかやってるらしいので、次来るのはサッカーの影が薄くなったタイミングを見て、かな。

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