さくら野弘前店アクアリウム渡嘉敷(2021.10.23)

 2021年10月23日。

水族館、というか水槽めぐらーの中で最大級の「ここ行ったことあれば強い人認定な施設」として有名だったアクアリウム渡嘉敷が終了するお知らせが飛び込んできました。

このツイートを私が見つけたのは投稿された翌日の22日の朝。
ひょえぇぇぇぇぇえ…行かないうちに終了してしまう…。水槽めぐらーとしてこれは見ておかねばならぬのに…。

ということでやってきました。青森県弘前市にあります、さくら野弘前店アクアリウム渡嘉敷です。

情報見た日の夜に横浜を出て翌日にはここにいるという強行っぷりは我ながら変態です。


デパートのエスカレーターに挟まれた1階と2階部分の吹き抜けスペースにどどーーんと水槽があります。
せっかくなので、エスカレーターからの眺めをどうぞ。


上に上がったついでに2階からぐるっと水槽を眺めます。
まず、正面から。
そして後ろから。


デカい!!大きい!!すげぇ!!
寝不足の謎テンションも相まって大興奮です。これだけのために青森まで来てよかった()

1階に降りて水槽内を見ていきましょう。全体像から分かるように、4つの水槽が1つにくっついております。
エスカレーターの光がガンガン反射するし、夜に行ったのに結構人が多かったのでカメラでの撮影も厳しい。魚たちの写真は”こんな感じだったのね”という参考写真ということでお願いしやす。

最初の一面は大量のヒメツバメウオ!だけ!大きな水槽に混泳するヒメツバメウオはよく水族館で見かけますが、ヒメツバメウオオンリー!はなかなかないですね。

画像を載せた私のツイートに『ヒメツバメウオだけは珍しいですね。シーライフみたい』とリプをくれた方がいました。たしかに!!(下は参照画像:シーライフ名古屋。ヒメツバメウオだけでなくユメウメイロも入ってるけど)

次の一面はこちら。

リュウキュウスズメダイ…?デカいけど…。
(※2021.11.15追記:コメントにて教えていただきました。ヨスジリュウキュウスズメダイだそうです。)
クサフグ?これもでっかい…。年季入ってますね。
(※2021.11.15追記…コメントにて教えて頂きました。ショウサイフグだそうです)
チビもいた。(※2021.11.15追記…小さい方はコモンフグだそうです。コメントで教えていただきました。)

エイっ!!(しっぽはどうされたの…?)

尻尾の曲がりはともかく、元気はとても良いようです。かわいい。


さて、次の一面!ヒメツバメウオの真裏になります。
え?ちゃんと魚もいますよ?見えませんか…?
(3匹確認できましたが、中のみなさんお疲れのご様子だったので写真は自粛)


渡嘉敷島案内。珊瑚に色どられた神秘の海・・・うん、そうね。
ところでなんで弘前に渡嘉敷島をイメージした水槽を作ろうと思ったの?

結局、なぜここにアクアリウム渡嘉敷があるのかの説明は見つかりませんでした。
28年間もここにあったようなのに…。謎すぎる…。

さて、最後の一面です。
お。ハリセンボンですかね?

ハマクマノミ、かな?デカいっす。

顔の模様がハート型みたい!

あ、アナタは誰…?(アクアリウム渡嘉敷には魚名板はありません)
(※2021.11.15追記…記事アップした際にtwitterでミツボシクロスズメダイでは?と教えていただきました。なんじゃこれー!な会話が楽しかったデス。コメントでも教えて下さっています。ありがとうございます!)


ハリセンボンってどこの子も人懐っこい気がする。飼育されてると人間に慣れやすいのかなぁ?
ところでアナタはただのハリセンボンではなくて、ヒトヅラハリセンボンさんですかね?
(※2021.11.15追記:コメントにて教えて頂きました。ハリセンボンだそうです。)


水槽のある吹き抜けスペースの2階の壁面には沖縄風味の飾りもあります。

そしてシーサーも。ちゃんと左右に1体ずつ!

ジェラート屋さんがあって、椅子とテーブルも置かれていて、なんというか、とても贅沢な空間に感じました。
私が椅子に座ってぼーんやりしている間にも「ここ、なくなっちゃうの?寂しい」っていう声をたくさん聞いたし、地元の方に愛されていたんだなぁ、っと。


ここが完成した1994年っていうと、バブル最終期って感じですかね?
そこから28年間、よくぞ維持してくれました!って部外者の水族館めぐらーとして大感謝したいですね。この大きさだと維持するのも簡単なことではなかったと思うので。

来年春には新しい業態としてこのスペースは生まれ変わるそうです。水族関係のものではないと予測しているので、ここへ来ることはもうないかな。
ところで、この巨大水槽には吹き抜けを支える柱が貫通しているんですね。水槽を外す工事が大変そうです…(;・∀・)

あ、ここにいる魚たちは「アクアリウム渡嘉敷のお魚たちの手配をしてくれていた生体業者さんに引き取ってもらうことになっています」っとさくら野百貨店の社長さんがおっしゃっていたので、捨てられたりすることはなさそう。よかった。

ところで、この日は前日から寝ずに運転して浅虫水族館へ行って、閉館後にアクアリウム渡嘉敷に来たんですね。で、なんと同じ時間に水槽めぐりの神、ぺそじま氏も来ていて。なんの連絡も取っていないのにまさかのエンカウントww大爆笑してしまいました。お互い疲れ切った顔してたのもまたワロスでしたww
あ、そうそう。冒頭で「ここ行ったことあれば強い人認定な施設」と書きましたが、ここの他にはカブトガニ自慢館なんかがありますw変態の世界も面白いでしょ?w


とりあえず終了する前に来れてよかった!!アクアリウム渡嘉敷、見に行きたいと思いつつ数年放置していたので「終了」の声に背中を押されて来てよかったです。疲れたけどね☆

1 件のコメント:

  1. picMです。
    ハリセンボンだと思います(ヒトヅラだと大きな斑の周囲が白く、エラの前にもう一つ斑があります)
    ショウサイフグだと思います(クサフグと違い目の下に斑点がある幅があります。あとは白い網目模様)
    ミツボシクロスズメダイだと思います(体側面の白い斑点。同居で傷の少ない個体もいたので確認しました)
    ハマクマノミだと思います(実はまだ自信がありませんが、近縁類多いため)
    ヨスジリュウキュウスズメダイ、アカエイですかね 
    私自身で撮る画像では数・質が問題で判別できないことも多く、いつも凄く助かっています。感謝します

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