もぐらんぴあ水族館(久慈地下水族科学館)(2020.10.24)

 2020年10月24日。

盛岡市動物園→マリエントと訪問して、ダッシュしたら閉館前に間に合いそうだったのでもぐらんぴあにもやってまいりました!
リニューアルオープン後初めてです!(遅っ!)ちなみに再建工事のためのクラファンでもらっていた8枚ほどの無料入場券は横浜に忘れてきました…(;・∀・)

入口のエメラルドグリーンが震災前の建物を思い出させてくれます。

ちなみに2008年に訪問した時のもぐらんぴあエントランスはこんな感じ。


入ります!コロナ対策で住所や名前を記入して受付に提出して進みます。

なんか病院みたいですね。「これより先にはトイレはありません」トイレもないし、携帯の電波も入りませんぞ。

水族館の中にいる時に地震がきてこの防潮扉が閉まっちゃったらどうすればいいんだろう…とかちょっとだけビビりましたね。携帯も使えないしね(当然閉じ込めたままにはしない方法があるのでしょうけどね)

さあ、携帯圏外のトンネルゾーンに突入!
おおお、変わってない…気がする!!

2008年時はこんな感じでした。ボンヤリ画像でごめんだけど。場所やトンネル部分は変わってないのね。

地球の歴史のお勉強。


さーて、お待ちかねの水族館はこちらでーす。


うほぉぉぉ~!!
暗ーーいトンネルから一気に水族館の世界に突入する感じ、すげぇ!好き!
この時10月下旬だったんだけど、なんで鯉のぼり?ハロウィンの飾りかな!(ハハッ)

壁面の一部にかけられた網、に付けられてる生き物たちはすべて布製。すごっ。


ウェルカム水槽は「久慈の海水槽」です。良きですねー。北の海、って感じがする。
水槽上部の看板含めて良き。

ウェルカム水槽に続いていくつかの水槽があります。

ブロック製のお魚アパート・ホテルはすっかり全国区のおなじみさんになったんですね。

久慈の海の生き物たち紹介。私の大好きそうな手書きです。内容もなかなか楽しいです。
この時点でかめきちさんの好きゲージは急上昇ですねw

マボヤ。ま ぼ や !!
とサビハゼさん。
東北の海、って感じ(あくまで私の頭の中だけですが)

突き当りどーん。
この円柱水槽を中心にして、右側に向くとこんな感じ。

そして左に向くとこんな感じ。

「順路→」って書かれてたので突き当りを右に行くのが正しいみたいです。
記念写真水槽はハロウィンバージョン。


時々このタイプの水槽を見かけますね。あふれない不思議な水槽。
飛び出した部分から餌付け体験ができるそうです。いいね。

夕方だったので餌の時間はとっくに終わっているのですが「エサですか?エサですね!」っと寄ってくる魚たち…カワイイ…。

これから何回も言うと思いますがここ、地下トンネルの中ですからね。


さて、ガラっと雰囲気が変わりました。深海ゾーンですって。地下トンネルですからね。

上部のサギフエさんに目がいきますが、底面にもメガネカスベやオニカジカ・ナヌカザメなんかもいます。

コイボイソギンチャク群生、ハシキンメさんを添えて。
ウデナガヒトデさんもにゅるっといます。


深海ゾーン、けっこう充実してます。何度も言いますが地下トンネルですからねw
一番ここの雰囲気に合ってたのがこの深海ゾーンでしたね。


深海ゾーンを過ぎて進みます。
この壁の青いペンキの部分は大震災の時に入り込んだ水の高さ(深さ?)だそうです。浸水防止のドアなどがあってもここまで水が入り込んできたのですね。建物自体も壊滅的なダメージを受けています。
語り継いでいくこと。大事ですね。


通路の先はクラゲゾーンです。結構たくさんいます。

死ぬほど集中して撮った1枚。TG-5で撮った写真としてはすごいと思う(自画自賛w)

先ほどのセンター部分に戻ってきました。タッチプールの中身も東北っぽい。


センター部分から今度は左に進みます。擬岩に埋め込まれた水槽たちが続きます。


もぐらんぴあといえば「さかなクン」さんです。震災前から繋がりがあって、震災後真っ先にヘルプに駆け付け、リニューアル前の久慈駅前の"まちなか水族館"時代も含めずーっとずーーーっともぐらんぴあを支え続けてくれているのです。
そんなさかなクンさんから寄贈された魚たち。魚名板にさかなクンマークがついて魚名に「ちゃん」がついていたらそれは氏からの寄贈魚です。


その種類の多さと長年の繋がりにちょっと胸が熱くなります。

シンクロ!

コッチはクロス!

さかなクンハウスからの移籍組はフグが圧倒的に多かった。思いがけずフグ充できてホクホク~(*´ω`*)


背中の模様を上から見て「ヒトヅラハリセンボン」って言うんだけど、何度見ても”ひとづら…?人面とは…?”って思うw

ふぐふぐ(*´ω`*)してて気づくのが遅れたのですが、ここ、通路が暗くて水槽内が明るくて圧倒的撮りやすさ!スマホでも綺麗に撮れる感じがサンシャイン水族館的なイメージです。

じっくり観察できる&綺麗に撮れる=嬉しい!

テンション上がりまくりデス。魚が気持ちよさげにしてるの見ると嬉しいじゃないですか。

大型のフグはかわいい。

飼育は大変なんだろうけど、かわいいは最強。


さかなクンコーナーを過ぎると熱帯系の魚たちゾーンになります。

よくある水族館な風景w


順路の一番最後にようやくメインタンクにたどりつきます。どどーん!
南部ダイバーの潜水ショーとかやるのもこのトンネル水槽です。夕方なので当然南部ダイバーはいませんが。

この水槽を見て「もぐらんぴあに戻ってきたんだなぁ」とようやく実感できた感じ。
08年に撮ったこの写真がすごく好きでアイコンに使ったり携帯の壁紙にしたりしてたの。

そして、もぐらんぴあと言えばかめ吉ですよ。
震災で全壊した建物から生き残った奇跡のウミガメ。そして長年かめ吉という名前で呼び続けていたのにメスだったことが判明したという話題に事欠かないウミガメでもあります。

かめ吉ー!かめきちが会いに来たよー!!(うるさい)
寝てる…?


寝ているのかな…うるさくしてゴメン…(´・ω・`)

トンネル水槽は、震災前はトロピカルな魚たちが入ってたと思うけど、リニューアル時に久慈の海の魚たちに変わりました。結果としてかめ吉が浮いてしまった的な気がしますがいいんでしょうか…?(;'∀')「かめ吉と久慈の魚たち」ってことですねw


トンネル水槽をすぎた突き当りにはミズクラゲのカラフルな水槽があります。
この水槽には特にコメントはありません←

トンネル水槽を逆サイドから。来た道を戻ります。


またこの水槽を眺めながら歩ける~♪

決して派手ではないんだけど、好き。

珍しい魚がいるわけじゃないんですけど、普通種が普通に気持ちよさそうに過ごしている水族館が好きなのです。


さて。
水族館ゾーンを出て建物の上の方に向かいます。閉館間近でちょっと急ぎ足。

外に出れるデッキがありました。

もぐらんぴあの前にある石油備蓄基地も再建したのですね。


4階にはさかなクンコーナー再び!

こっちにも水槽展示があるようです。

想像以上にたくさんの水槽が並んでました。
擬態うますぎ。

かわいい(*´ω`*)


閉館時間まで粘って堪能させていただきましたー。
個人的には震災前のもぐらんぴあより今のもぐらんぴあの方が好きかな。久慈の海を知ってほしい、派手さはないけどたくさんの生き物がいて本当に豊かな海なんだってことを知ってほしいという感じが十分に表現できていると思うから。

無期限の入場券が家にたくさんあるのできっとまた来ると思いますw今度は忘れるなよー、かめきちさん(;'∀')

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