※2021年1月29日。3月末での休館宣言が志摩マリンランド公式さんから発表されました。再開はないとのことで事実上の閉館かと思われます。数あるブログ下書きの中から最優先で記事を書き上げるべく手を加えて書き上げました。
※訪問時、2019年2月時点での館内の様子をちょっと(結構?)詳細に書いています。ネタバレしたくない方はここでお戻りください。
※2021年3月末までは通常営業されていますので、私の記事を読んでないで実際に行って見てきて欲しいというのが本心です。でも私を含めこの情勢では訪問が難しい方もたくさんいると思うので、どんな水族館なの?ってのを知ってもらいたい一心で書いてます。
※最初に言っとくけど長いよ!ここ読んでるより志摩まで行った方が早いよ!
長男と行く紀伊半島ツアーの最終日。最終目的地はこちら志摩マリンランドです。
2012年以来(その時の記事は→コチラ)です。2016年に休館を伴うリニューアル工事を行ってからは初めて。大きく変わってはいないと聞いていましたが、"早く行きたいリスト"の常に上位にいたのです。
到着。うん、たしかに外観は大きく変わってないですね。楽しみー。
最初にいるのはペンギン。前に来た時からずっと「めちゃくちゃ増えたら上の方までペンギンが入るのかな?(ワクテカ)」と思ってる(違)
展示場の真ん中に仕切り板がありますね。
右がケープペンギン
ペンギンについてお勉強もしましょう。ちなみにまだ館内には入っていませんw
ペンギンプールの反対側に疑似干潟の展示もあるのですが、この時2月…。水はちょっとだけ。しかもめっちゃ寒かったのでスルー(´・ω・`)
館内に入ります。
あ、タツノオトシゴ(種不明)もいますね。ちなみにこの神社はネタではなく、地元の神社にしっかりお祓いしてもらって例大祭も行われているんですよ。お賽銭は野生動物保護のための寄付になっています。すげぇ。賢島神社の後ろにある入口から「古代水族館」に入ります。
ハイギョや
アミアやカブトガニなど、古代から姿を変えずに生き残っている生き物たちを古代水族館として展示しています。
カブトガニ水槽の周りは古代の海をイメージしているっぽい。良き。
古代水族館を出るとウミガメプールがあって上部に回遊水槽の覗き窓があって…だった記憶だったのですが、ウミガメは不在でした。
いよいよ「水族館」ゾーンにきましたよー。
壁の色・床の色が白から濃紺に変わりましたね。これだけで水槽が100倍くらい見やすくなる(気がする)ので私的には大歓迎なリニューアルですね!
ちなみに2012年の訪問時はこんな感じでした。ね?全然違う施設みたいじゃないですか?
テーマのある汽車窓水槽がずらーーっと並んでいます。そして水槽上部の魚名板の本気さがすごい。
できるだけ全ての魚の名前が分かるように、って気がしてすんごく嬉しい。
角度を考えて、水槽に少し近付けば消えるのでヨシ!
「サンゴ礁の魚たち」水槽からメガネモチノウオ。ナポさぁぁぁぁん!
「毒魚とその近縁」水槽。コクテンフグ・アカメフグ・ショウサイフグ・サザナミフグ・ハリセンボンなど、水族館では割とお馴染みのフグたちがいます。どの子も立派で迫力がすごいのよ。
「さまざまなヒレ」水槽のイトヒキアジ。私が訪問する前月までこの水槽にクサアジっていう超ド級のレア魚がいたんですよ。見たかったなー。
「鋭い歯のウツボ」水槽。みなさんのんびりしてて平和な水槽に見えるじゃん?
餌の時間になるとこんなにたくさんのウツボがこの水槽に入ってたのっ?!って驚くと思います。公式さんのTwitterに動画が上がってたと思うのでぜひ探してみてください。
「岩場の魚」水槽。マツカサウオって発光を見せたい意図で水槽を暗くする水族館も多くあるけどここのは明るい!見やすい!大きい!w
「群れをなす魚たち」水槽。ネンブツダイとキンメモドキがどわっと入ってるように見えるけど、実はハタンポ(ミナミハタンポ・ツマグロハタンポ)もいる。ハタンポ撮りたくても全然撮れないwwハタンポを探せ!
ネンブツダイたちの群れの下にはチンアナゴがいます。そしてニョキニョキ出てるチンアナゴの間を縫うように移動するシマウシノシタさんがいい味だしてます。
ゴンズイ玉。魚名板にも「ゴンズイ玉」って書かれてるの楽しい。
回遊水槽で海女さんの餌付け実演を行います~、だって!それは行かねば!
ってことで回遊水槽のある2階へ。
海女さんハンパないって!あいつハンパないって!巨大な魚たちがワサワサいる水槽にもタンクなしでガンガン潜るもん、そんなんできひんやん普通!(謎の大迫半端ないアピールw)
実演の海女さんは志摩の海で海女漁をしてるプロの海女さんらしいです。そりゃスゴいわけだ…。水槽内で志摩の海で昔から行われている漁を実際に見ることができるのはすごい企画だと思います。地元密着。伝統芸能のたぐいとも言えますよね。
実演の海女さんは志摩の海で海女漁をしてるプロの海女さんらしいです。そりゃスゴいわけだ…。水槽内で志摩の海で昔から行われている漁を実際に見ることができるのはすごい企画だと思います。地元密着。伝統芸能のたぐいとも言えますよね。
派手な音楽もライティングも一切ありません。こういうのの方が好きな人もいると思うんですよねー、私みたいに。
(で、このお魚の名前は…?)
※2021.2.7追記:Twitterで教えていただきました。イシダイの老成オスだそうです。口の周りが黒いのでクチグロ、って呼ばれているとか。
※タッチプールのメンバーが個性的すぎる件。
上手く撮れなかったけど、巨大なスギとセンネンダイのカッコよさをぜひ見てほしい!!(撮ってきてから言え、かめきちよ)
回遊水槽から下に降りてそのままそこにあったゾーンを見学。
タッチプールがいくつか並んでいました。こちらはトラザメ・ハナカケトラザメ。
こちらは棘皮。ヒトデ・ウニ・ナマコなど。
ここのタッチプール全てがそうなんですが、ホントにすごいなぁと思ったのは入っている生き物の名前が全て紹介されていること。これって生き物初心者な私には本当に嬉しいんですよね。名前が分かれば色々調べることもできるし、興味も沸きます。
コブヒトデはいろんな水族館で見るから覚えてたよ!
水槽のサイズも小さいし、中身も小さい。
こちらは、エビ・カニ・ヤドカリたち。エビだけで5種もいる。
ヤドカリが大きいのでサイズ感がバグりますね、この写真w
こちらはイヌザメ・ドチザメ・アカエイ。
そして、アカエイを手乗りにしたくて粘るババア(私)
ヤツデスナヒトデ。一緒にヤツデヒトデもいたので見比べてみたり。
ある意味これもタッチプール?wガラの手浴です。以前と変わらずでっかいガラがツクツクしてくれます。
志摩のガラはヤバいですよ!ちょっと痛いくらいの迫力。ちなみに手は19歳の長男です。
タッチプールのある部屋から企画展用のお部屋に入れます。
志摩マリンさんはここ数年、企画展示が私に刺さるものが多くて。Twitterで見ては面白そうだなぁと指をくわえて見ていたのでした…。
やっと企画展示見れるぜ!と思ったのですが、まさかの!!企画展最終日の夕方でクローズした直後でした…orzこんなことってあるんや…_| ̄|○
(ちゃんと最終日は早くクローズしますよ、ってお知らせもされていました。ワンチャンを期待した私が悪いデス)
そんな私の心を癒してくれたのがこちら。「飼育員のイチオシ!mini」水槽です。
変わった生き物が届いたり採集されたりすると大体ここに入って展示されてるイメージ。
クラゲムシ…って生き物…どこにいるの…?っと探して。
稚シャコ!小さくてもシャコ型!
はい。
うわー、これかっ!!ってなるの。こういう感動嫌いじゃない。むしろ好き!
こちらは本当にミニミニサイズのニセカエルウオ幼魚。
ゴマハゼが大きく見える魔法の水槽w
私の指先に注目!!
2センチくらいのハオコゼ幼魚!めっかわ!ぐうかわ!!かわわわ(*´ω`*)
これも小さいよー!
このコーナーは企画展以上にワクワクするかも。その時入ってきた生き物で構成されているのでリピーターの人でも"今日は何が入ってるのかなー"って楽しめそう。
先ほど海女さんショーで中断してたところから見学再開です。
順序がバラバラになってしまって分かりづらくてすんません。
丸い水槽がずらーーーっと並んでいます。
ほほー、カクレクマノミが志摩マリンで増えたのですねー。
あとはクラゲと。
エダイボヤギは、色んな水族館でちょいちょい見ますよね。黄色くてかわいいですよね。
だいぶ成長しているので、もう虫メガネは不要かもしれません(笑)
冷水域のアイドルとしてコンペイトウの赤ちゃん(産地:越前松島水族館)
と、新種のクリオネ、ダルマハダカカメガイ。うまく撮りたかったなー。
その他にキッシンググラミーとかグラスキャットとかグラスフィッシュとかいました。
さらに、飼育員さんが身体を張って手に入れたクラゲの知識を惜しみなく披露してくれるコーナーww今度は四角い水槽たち。えーっと回遊水槽から入口方面に逆走してます(何度も言いますが分かりにくくてスンマセン)
さまざまな海のいきもの。海のいきものは魚だけじゃないぜ、ってな感じ?
冷たい海・深海といえば彼ら、みたいな風潮。
個人的には冷たい海・深海には彼を推していきたい、イガグリガニ。
渋い水槽が続きます。
「腔腸動物」って久しぶりに見た気がします。分類学は(も)超初心者なのですが腔腸動物門じゃなく、刺胞動物と有櫛動物、別々になったんでしたっけね…?
サンゴやイソギンチャクの水槽。渋みが深い。
(気にならない方は先へお進みください)
ジュウジキサンゴとかイボヤギとかかわいい!って思うけど、水族館巡ってなかったら全く知らなかった世界。水族館を巡ると人生がちょっとだけ豊かになりますねw
全然関係ないですが、年を取れば植物に詳しくなると思っていた幼い頃の私。親や近所の方が普通に樹や花の名前を知っていたから。
イソギンチャクとクマノミの共生。うん、よく見かける展示ですよね。ニモだーとか言って小さい子も注目してくれますもんね。
こちらは一見すると普通のコーラル水槽。
ご覧の通りサンゴの蛍光発光の実演水槽でした。楽しい。
ウニとヘコアユとオイランヨウジ。なんか斬新なメンバーだ。ウニたちがみんなワカメくわえててかわいいったら!
デデドン!
え…?ちょ…、ちょっと…まってくださいよ…?
_人人人人人人人人人人人人人_
> やりすぎにもほどがある! <
 ̄Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y ̄
これは夢に出てくるやつですねぇ…。 ̄Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y ̄
ご覧の通りサンゴの蛍光発光の実演水槽でした。楽しい。
光ると言えばこんなのもありましたwタコノマクラツリー点灯式♡
※2021.2.7追記:ヘコアユは小さい頃はガンガゼに身を隠して共生してるんですって。他の水族館で学びました…(;'∀')志摩マリンさんにもきっとそんな説明があったんだろうけど見逃してたっぽい(´・ω・`)
こちらもまた斬新なメンバー。
ヨウジウオたち。
ヨウジウオたち。
なぜかウコンハネガイ。たくさんいる…。
ウコンハネガイのワンポイント解説。ピカピカ光ってるわけじゃないんだ!!こういう研究ってすごいよね。
またすんごい水槽を見つけましたよー。オスメスに分けられているのは
こちらは希少種魚類の水槽たち。ネコギギ・アユモドキ・ミヤコタナゴ・ヒナモロコといった絶滅危惧種の生息域外保全を行っています。水族館の大事な役割ですよね。ヒナモロコ以外は国の特別天然記念物に指定されています。
こちらのオオサンショウウオは保護池で繁殖したそう。
以前いた絨毯のような巨大なホシザメさんは亡くなってしまったようですが、代わりに巨大なナースシャークがいました。存在感。
ピラルクの真ん前にある水槽に金魚…これはまさか…。
これはホント伝説だよなー。そんで発見されて大注目された後、再びピラルクーの前に展示されちゃうのは苦笑しちゃう。
ちょいちょいリュウグウノツカイの標本は水族館で見かけるようになったけど、志摩マリンではサケガシラの標本ですよ。超巨大。たまに見かけるサケガシラの標本は1メートルないくらいのサイズのがほとんどなので、この大きさは驚くぞー。
ん…?
水槽前のプレートがアップデートされてないのはご愛敬だ!!
そしてなぜかいるプテラポゴンカウデルニィ。
プテラポゴンカウデルニィは隣の水槽にもウジャウジャと!すべてここで繁殖してふえた個体だそうです。すげぇぇぇ!
さてさて、いい加減先に進みましょう。しかし、全然この記事終わらないっすね(;'∀')
回遊水槽階段下にいくつか水槽があります。
これは立派なアホロートル水槽だ。
いろんな色や模様の子がいます。かわいい。
その隣の水槽に…え?これまさかの変態個体?!すご!話には聞いたことあるけど、初めて見た!かわいいじゃん。
変態するとまぶたができるのかっ!
ちなみに長男が撮った同じ個体の写真がこちら。かわいく撮りたいかカッコよく撮りたいかで随分変わりますね。
ポットベリーシーホース!ぐちゃっと!!この個体もここで増えたんですって。ホントすごいなぁ。
(ただし小さな淡水魚を撮影する技術が当時は全くなかったので、それぞれの写真はありません…今行ったら当時より上手に撮影できるのに…)
そんでもってこちらは、地元志摩町の三重県立水産高校の生徒が作った高校生水族館。
水族館の飼育員さんに監修されて作り上げた水槽をお客さんに見てもらえるのって、これ嬉しいだろうなぁ。
回遊水槽のドーナツ部分まで上がるには階段です。こういうのも閉館せざるを得ない理由になるんだろうなぁ…。
さて、いよいよマンボウ館です!ラストスパートですよー!
常時、大型個体が複数匹いる志摩マリンさんは毎度すげぇぇぇぇって感動しちゃう…。
ビニールカーテンはあるんだけど、あまり気にならないのもすごいよね。非常口の映り込みは気になりますがw
でっかい魚が続きます。マンボウ見た直後だとあまり感じなかったけど、十分でっかいぞ。
ピラルクの餌として投入されたものの、濾過槽に脱出し7年後に発見された伝説の和金!
伝説と言えばこの多腕マダコも伝説ですよね。鳥羽の多腕ダコ(85本)よりも多い。
しかもこのマダコ、飼育展示してる間に産卵もして子供まで孵したってのがまたスゴイ。ちなみに子供は8本足だったそうです。情報量多くて面白いからこの写真を拡大してみると良きかも。
シクリッドたくさん!大量!大漁!(違)
魚名板が出てると探し出したくなる性。トリカラーピーコックシクリッド、っていう改良品種だそう。
びゅんびゅん進みます。
中村先生はじめ色んな方が絶賛してる館内最後のコーナー。特別変わった魚がいるわけでもなく
熱帯魚店かな、って雰囲気なんですけど、通路の最後で人も少なくて静かで適度に暗くて、水槽前にベンチがあって。個人的にはこっちも最高に好き。館内ラストの水槽。
水族館内に回遊水槽とここにしか座れる場所がないのも影響してるかもしれないですね。
満喫したっ!!!!
外に出ましょう。
外にはケヅメリクガメたちがいます。
この看板に書かれてる『小さき勇者たち~ガメラ』って映画は名作なのでググって探してみてね。
当人たちはお休みしちゃってますけどね。寒いしね。
はい、ながーい水族館レポもようやくおわりー(ぜぇぜぇ)
2019年当時はこんな記事を書くことになろうとは全く思わなかった。去年のみさき公園の時も思ったけども、水族館も動物園もいつまでも変わらずあると思っちゃダメなんだよね。
行きたいと思った時に軽率にガンガン行くべきなんだよねぇ。この状況が憎い…。
志摩マリンは休館の発表から最終営業日まで丸々2か月あるので、閉館前日に報道発表となった犬吠埼よりは気持ちの整理をする時間的猶予があるとはいえ、衝撃が大きすぎるんですよね…。仙台に生き物が移動することが決まっていた松島水族館とも違いますし。
まだ色々と言うには気持ちがついていきません。最後に訪問できれば違うのでしょうけども。行くかぁ。ねぇ。
何か語れる心境になったらまた追記していきますね。とりあえず今はこれが精いっぱいです。
行ける人は行こ?私の大好きな水族館をみんなにも見てほしいです。
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