高知県立足摺海洋館(2019.12.30)

2019年12月30日。

前日の夕方まで広島県にいたと思うのですが、一気に高知県にやってきました。

あーめー!私が足摺に来るとき、ほぼ100%雨が降っている気がします(´・ω・`)
3回目の訪問な足摺海洋館です。

ここ足摺海洋館は2020年7月に新足摺海洋館SATOUMIとしてリニューアルする予定になっております。そう!隣に建っている建物!これです!!

7月オープンなのにもうこんなに出来上がっているの?!とめっちゃビックリしました。

こんなところに"展望デッキ"???とりあえず階段を上ってみますと…

おおおおお!工事中のフェンスの中を見ることができる!!すごい。そしてデカい。
これは期待が爆上げです!


さて。オープン時間の9時になったので入りましょう。この足摺海洋館に入るのはこれが最後になると思うとちょっとセンチメンタルに…。

最後だからね、しっかり記録しておきましょう!さあいきますよ!
(すでにダラダラとした長文になる予感)

入ってすぐの別室へ。おひさしぶりです!!なゴマフアザラシさん。臆病だから静かに見てね、って案内は前に来た時から変わらないなー。性格なんでしょうかねー。
※4/19注:ゴマフアザラシはSATOUMIでは展示しないことが決定し、旧館閉館後に静岡県の下田海中水族館へと移動しています。

新しい建物が隣に出来ていて、生き物たちも準備期間バッチリで移動できそうと分かっていてもやっぱり寂しい…。こことか旧上越(現うみがたり)とか古い水族館にも良さがあるのに、どんどんなくなっていってしまうのは本当に寂しい…。

当然、新足摺海洋館SATOUMIの宣伝もぬかりなく。
が!パネルの真ん中くらいにあるこの絵に…
すごいものを見つけました…拡大します…
巨大すぎるタツノオトシゴを発見!!!!これはヤバい!絶対に見たい!!(違)

(そんなくだらないこと言ってないでさっさと中に進めば?って言われた気がした…。)

はい、進みます。本館に入ります!
そうそう、足摺といえばこの水槽!ただいま!(という気分)

そしてお久しぶりです!シノノメサカタザメさま!
変わらずカッコイイっすね!
設備面からみると円柱にするためにいくつも柱が立っているし、床面にも落としきれない汚れがあったりと年季が入りまくっているのですが、そんなことより中の魚たちがすごくイイ!んですよね。
水槽と一緒に年月を重ねた重み、みたいなものを感じられて。

後ろにいるオヤビッチャは水槽内でどんどんふえているそう。すごいなー。
難易度高い魚見分けゲーム。

この手の水槽は私大好物なのですが、ここがなくなってしまうと残すは東海大学海洋科学博物館のみ…。寂しくなります…。中の魚が貫禄満載な水族館はまだいくつかあるんですけどね…(京大白浜とかおたるとか油壺とか志摩マリンとかとか)

大水槽横のお部屋から飼育員さんが出てきました。入れ替わりに入ってみます。

タッチプールと…。

汽車窓水槽の数々。


汽車窓水槽では干支にまつわる生き物を展示しているようです。2020年は子年なのでネズミ的な生き物ですかね。

最初にいたのは赤色の綺麗なミヤケテグリ。えーーーっと…なぜ?と説明を読んでみたら「ネズッポの仲間」ということのようですね。なるほど!


ちなみに私は寅女です(どうでもいい情報)

今たくさんの水族館の干支企画展示で展示されているんだろうなー、ネズミフグ。

かくれんぼしてるサラサハタさん。ネズミとどんな関係が…?と思いましたらば。
中国語で「老鼠斑」って表記するらしい…。そんなのアリ?ww


干支とは関係ないみたいですが巨大なコシダカエビスガイがいました。説明によると貝殻の高さが最大12cmになるらしいのですが余裕で15cmくらいあった気がします。

あとは…ハナイカさん。ガラスに映った自分の姿をみて興奮しています(笑)


ホシゴンベさんはガラスに映った自分にウットリしてるみたい。



その他にグソクムシやオニカマス、ユウモンガニ、メンコヒシガニ、シモフリタナバタウオやリョウマエビなどなどの水槽がありました。

さて。1階に他のお客さんもちらほら入ってきました。逃げるように2階に上がります。

2階は大水槽の上部を見つつ、その周りに水槽が点在している作りになっています。

昭和50年のオープン当初は斬新な水族館として賑わっていたんだろうなーと思います。水槽が薄くて向こう側に人が立って記念撮影とかできる的な水槽とか。


2階の水槽も見ていきましょう。順路はバラバラ。目についたものから紹介します。
最初はカエル!両生類水槽は作り付けの水槽じゃないけど水槽内レイアウトがとっても素敵でカエルも気持ち良さそう。

これ絶対好きな飼育員さんいるだろー、的な。

向こうが見える水槽で思いっきり簡素化された水槽にいたのはモヨウモンガラドオシ。

めっちゃ見やすい。めっちゃ落ち着いてる。

あ、チンアナゴ!
ちゃんとお仕事してます。エライ!


手前がフグ、奥がオオセの水槽。
休憩中のサザナミフグさん。
表層をゆったり泳ぐイシガキフグさん。

オオセの水槽、これはすごいぞ…。オオセ単独で展示してるのもすごいし、これだけ近くで観察できる水槽も見たことないぞ…。
す、すげぇ…。オオセ好きの人にはたまらないっすね。


 2階はこのようにいくつかの水槽群がポツポツとある感じなのです。
 経年劣化が隠しきれない水槽ですが。中はスズメダイの楽園でした。

その隣にはマツカサウオとタカアシガニ。

マツカサウオをこの明るさの水槽で観察できるのは嬉しい。
タカアシガニでっかい!めっちゃ大きい!


2階で一番大きい水槽群です。スマホのカメラで撮ったので明るく見えますが実際にはかなーり暗いです。


(素人の私には)難易度高ーいお魚見分けチャレンジ!
オニハタタテダイ、フエヤッコダイ、アケボノチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、チョウハンがいるようです。
むぅーーりぃーー!
観察しやすくはあります。

おお。これはアポゴン師匠が喜ぶやーつ。

テンジクダイの仲間はいろんな水族館で見ることができるけど、ビッグサイズが揃っている水族館はそれだけで一目置いてしまいます。

サイズ的に一際目立っていたヨコスジイシモチさん。すげぇ…。

足摺海洋館って途中でリニューアルしたことありましたよね?(いつでしたっけね…?)
内装は結構綺麗なんですよ。その分水槽内は年季入ってるな、と感じてしまうんですけどね。

タツノオトシゴwithゴマハゼ。食べ放題状態ですね!(タツノオトシゴは小さな魚も食べちゃいます)

ということは…
きました!ゴマハゼチャレンジタイム!謎に長く続いているマイルールですw
(動画でもアカンかったわ…)

水槽の外がとっても暗いので写り込みが全然なくてとっても撮りやすい!

撮り放題!

寄り放題ですね!

キレイな発色のメガネモチノウオ。ほれぼれしますね。

これすげぇ水槽だな!と唸ったのがこちら。

カラスエイ、ヤッコエイ、アカエイが同居しています。ちょっと狭いかな…とも思いましたが。

その分、中のエイ達がめっちゃアピールしてきます!
全員!全力アピール!楽しい。かわいい!


サンゴ水槽もあったよー。種類豊富で手入れがよくされている水槽です。

クラゲよりも水流にたゆたうサンゴを見ている方が癒されるタイプです、私。
魚もいるよ♩写真のハタタテハゼの他にマンジュウイシモチ、イトヒキテンジクダイがいたよ。
いやー、いいわぁー。

2階の最後はウツボ詰め合わせ♩

んひゃー最高にかわいい!サビウツボたん!
ウツボも私にとっては癒しですぅ。

そうそう、2階からは大水槽の上部が見えます。上から見ても大きさが分かりますね。

1階に降りてきました。
マンボウさん!

やっぱりこの大水槽好きだー!

ノーマルなテングハギさんもかっこいい(とにかくデカい)。
でも時折見せるヒレ全開のテングハギさんはマジかっけぇー!

水槽は古くても中にいる魚がとっても堂々としているのが何より好きなポイントです。


美味しそうってよりもカッコイイ!そう感じる水槽ってなかなかないと思う。

何よりシノノメサカタザメが最高にカッコイイですよね。長年見てきているので、SATOUMIに移っても元気でどんどん大きくなる姿を見せて欲しいな。

これはお隣の足摺海底館側から撮った写真ですが旧水族館と新水族館の大きさ比べができますね。配置的に旧館を取り壊して駐車場にするんだろうなーと思います。


訪問した年末には想像できない現状で、SATOUMIオープンの7月に果たして新型コロナウィルスCOVID-19が落ち着いているのか全然読めない(むしろ厳しい予想しかできない)ですけど…。
オープンした暁には絶対絶対行きますからね!楽しみにしています!

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