四万十学遊館あきついお(2019.12.30)

2019年12月30日。

足摺海洋館と海底館のあとやってきましたあきついお。2011年5月以来2回目の訪問です(2011年の記事は→コチラ)おひさしぶり!
あきついおはトンボ王国の中にあるとんぼ館とさかな館からできています。とんぼ館は単一施設の常設展示でトンボ標本数世界一なんですって(と、自分の書いた記事で復習したw)
雨なのでさっさと中に入りましょう(え?)

今回は一人なのでじっくり見ていくぞー、いっぱい写真も撮るぞー、と鼻息荒く進んでいたのですがいきなりコレですよ。誰が読むんだという長文のメッセージ。いや、読むけどw
んでコレ。
さらにコレ。やべぇ…。ここ、ガチやぞ…。

気合い入れていきましょう!よし!
館内はこんな感じで
こんな感じで

こんな感じで
こんな感じで

こんな感じー!!!(ゼエゼエ…。)

そいじゃ、水槽の中ものぞいてみましょう。ざっくりと。

いきなりフグ…?
見透かされてたかのように理由が書かれていました。水族館めぐらーに優しいw
なるほど…四万十川は最後の清流とか言われているけど結構深刻なんですね…。

魚名板にはない魚が。あなたは誰?
と思ったらまたもやきちんと説明が。ヤバいよ、全部見透かされてる…!
「なかよしなので一緒に泳がせています」ってかわいい。

ボラの正面顔はかわいい。

小さい水槽でここまでたくさん詰め込むのかー(魚名板参照)という驚きもありますが。
例えばこのカワヨウジとか。めっちゃ整列しててかわいいのですが
リアルな川の中でこうやって擬態してるんだろうなぁ…と見たらわかるように展示されてて、狭いけどしっかり考えられているなーと感心しました。

そいじゃ壁の大きな水槽もみていきましょう。

うひゃー、見やすい!コショウダイ!映り込みを自分の体でブロックすれば(!)撮りやすくもある!w
オニボラでっかい!超でっかい!そして見やすい!かわいい!(ブロガーとして致命的な語彙力のなさorz)
決して大きい水槽ではないんですけどね。だからこそ個体の観察しやすさはピカイチ。

ああ…ここでもまた。
見つけたら必ずやらなくちゃいけないゴマハゼチャレンジ。うーむ…精進します…。

ヤイトハタさんひょっこり。


一番大きな水槽にはアカメがいます。
デッカイ!!立派!大迫力!
アカメはね…自宅で飼える魚じゃないですよね。ペットショップで売られているのをたしかに見ますけど安易に手を出しちゃ絶対ダメ。
アカメ稚魚の乱獲から個体数減少を防ぐために、保護した稚魚を大きくなるまで育てて放流しているんだって。

こちらは…?
イセゴイ。ミニサイズだけどキラキラ綺麗。

こういう水槽は汽車窓水槽と呼んだりしますが、汽車の窓というよりも洋風お城の窓、みたいな。

あ、恋!じゃなくて鯉!海水~汽水ゾーンから淡水ゾーンになったのですね。

海水汽水ゾーンと水槽サイズは同じですが背景色が変わると雰囲気が一気に変わりますね。
カワアナゴもみんなでっかい!

こっちはちっちゃいものクラブ。

突然の熱い決意表明。スマホだと字が小さくて読みづらいかもしれないけど是非読んでみてほしい。あきついお(トンボ王国)からのメッセージ。日々動いている人だけが言える言葉だな、と。
私はただの水族館めぐらーのブロガーなのでしかと見届けて、しっかり書いていきますよー!と決意を新たに進みます(施設の広さはそこまで大きくはないけど、1つずつの水槽密度がとても濃いので想像以上に消耗します)

オオウナギさん。名前はヌル。
うわー、あお向けで寝てるとこ見てみたい!と何度も見に行きましたが最後まで起きてコッチを見ていましたw

縦長である必要はあるのか?とツッコミたくなる水槽w
はい、かわいい。

前回のブログ記事を見てみたところ、2011年に来た時にはなかったこちらの水槽たち。
タナゴ水槽群でした。

カゼトゲタナゴ北九州個体群。分類が細かい…。

細かな分類でたくさんのタナゴが展示されています。
臆病な魚が多くて人が前に立つと一斉に奥に逃げ込んでしまうタナゴの大群…。

 あと、これはどこの水族館でもよく見られるんだけど、タナゴと一緒にドジョウが展示されてる率、高くないっすか?ここにもいたよ。ちなみにこれは高知県に分布しているトサシマドジョウ。

はい、ここでもちゃんと答えが用意されていました。マジでやばいよ、ここ。疑問に思ったことの答えがすべて掲示されているとか、スタッフさんに預言者がいるとしか思えないw

こういう多種タナゴの大群展示には意味があったのですね…。超納得。

ちなみに、しっかりそれぞれの種類の説明もありますが、私には判別できないタナゴの方が多いです…初心者には厳しい…。

さて、次!こちらも前回にはなかった水槽たちですね…どんだけ増殖してるのよ…。
ここは日本や世界のメダカたち。

イモリや
ゲンゴロウなどの里山にいる生き物たちも展示されています。


さあ、どんどんいきましょう!!最後は世界の魚コーナーです。ここもまた水槽数増えてる…もう、かめきちさんのライフはほぼゼロよ…(ぜえぜえ)

あれ…ピラルクーがいない…。
2017年6月と2019年5月に亡くなってしまったようです…。19歳ってすごいですね。

新入りピラルクーがくるまでの助っ人さん。

新入り候補さん。じゅーぶん大きいぞ…。デビューも近そう。

ネオランプロローグス・ブリシャルディ…舌噛みそうな名前。タンガニィカ湖の魚なんだって。キレイ。

あれ?ここにもアカメ?と思ったらナイルパーチさん。

あれこっちにも?と思ったらこちらはシーパーチ。ナイルパーチもシーパーチも同じアカメ科です。みんな似てるー!一気に3種類のアカメ科が見れる施設ってなかなかないのでは…?
(ちなみに当然ですが私は3種の見分けがつきません。アカメ好きな方には簡単に見分けがつくそうで、やっぱりすごい世界だ…)

ごちゃーっと入っていても目立つ白いカイヤン。

ドラドってこんなカッコイイ魚だったのかー。柏レイソルサポさんが好きそうw

ノーザンバラムンディ。いやー、カッコイイ!

ヘテロティス、っていうんだって。なんかかわいいぞ。

これまで行った水族館の中で最高に観察しやすいブラインドケーブカラシン。
こんな明るい水槽で見れるとは…!


お魚素人なもんで必死に喰らいついていましたが…これ見て力尽きました…
コレ…無理ぃ…。魚マニアな方にお任せしますw

くじけそうな姿まで見透かされていたぞ…。あきついおの預言者、ぱねぇっす…。

あ、なんかこれボラみたいでかわいい!と思ったピンクテールカラシン。

急に現れた見慣れた日本にもいる魚たち。安心するw

お…ナマズ…?
まさかのビワコオオナマズ!!!

本場(?)の琵琶湖博物館では岩の下にいつもいて姿もちゃんと見たことなかった幻のビワコオオナマズが目の前に、しかもむき出しで…。

1mくらいの個体だったのでまだまだ大きくなると思われ。とってもよく人間を見ていてこっちに向いて口を開けたり、泳いできてくれたりとカワイイ子でした。

よし!これで全部回ったぞ…やりきったぞ…
という爽快な気分をあらわす1枚w


最後に黄金のナマズ神社に来年もたくさん水族館に行けますように、ってお願いして。
ナマズ様、お願いしますねー!(ちなみにこちらはイワトコナマズの黄変個体らしいです)

水族館部分を出たところに数枚のパネル展示があります。とても考えさせられる内容。

ざーっとギュッっと書いてしまいましたが、正直すげぇ感動してました。
自然環境保全への強い気持ち。それを隠そうとせずにストレートに意見を言う。
みんな巻き込まれて!という掲示の数々。
一般的には水族館の長文の魚の説明や掲示は誰も読まないと言われてて、各館ともイラストや手書きなどでなんとかして興味を持ってもらおうと奮闘しているところで、熱い長文で真っ向勝負してくる、そんな水族館があってもいいよな、と感じました。

あと、本当に密度が濃いのでこれから訪問を考えている方は体力ゲージがたくさんある時間に訪問されたほうがより楽しめると思います(老婆心)





2 件のコメント:

  1. す、すごい展示密度……。
    四国遠征の際には、しっかりガッツリ時間確保して遠征しないと……!
    レポートありがとうございます!

    返信削除
    返信
    1. アルさん☆マジで密度が激濃いので間違えてもチャリではいかないほうがいいと思いますw

      削除

ご意見ご感想、苦情などはこちらへ(あまりにも公開までに時間がかかってしまうのでコメント欄をオープンにしてみました!返信に時間がかかってしまったらごめんなさい…)