深沢小さな美術館(2019.10.05)

2019年10月5日。

とってもいい天気の土曜日だったので、長男を八王子の大学まで送りながらやってきました、あきる野市。
ハイカーと自転車ツーリングの人たちでごった返してた武蔵五日市駅から車で20分。

めっちゃ山!大都会東京!

どんどん狭くなり勾配もきつくなり…。途中に案内看板がなかったらたどり着けなかったかも…。ってくらい山奥まできました。

はい、到着。
深沢小さな美術館です。暗くなっちゃってて見えないけど看板です。

ところでこのサンタさんみたいなのは何だろう…?来る途中の道にもいくつも立ってたし、絶妙な表情してて癒される…。
追記:これは森の番人(妖精)ZiZiというそうです。美術館までの道に100体以上いるらしい…。

駐車場から細い下り坂を降ります。奥に見えてるのが今日の目的地。

 オープンは10時から。10時ジャスト、ちょうどドアを開けるタイミングで来ちゃいました!

中はこんな感じ。素敵空間の予感。。。

ここは友永詔三氏の作品が展示されている美術館です。古民家を自ら改装したんですって。すご…。
え?それ誰?って思うじゃん?でもこれ見たら私と同年代以上の年齢の方なら分かるかも?NHKの伝説の人形劇、プリンプリン物語の人形ですよ!!
上の写真にも写ってるけど、プリンセスプリンプリンですよ!(年齢がバレる大興奮さw)

この真ん中の男の人!これ怖かった記憶がある!
死の商人、ランカーっていうらしい。小さい時以来すぎて名前まで覚えてなかったなぁ。

人形劇の人形も圧倒されたけど、その他の作品もすっごい!

普段美術館とかほとんど行かないけど、たまにはいいもんですねー。

おおすげぇ!って圧倒されるのって気持ちいい。それは水族館でも美術館でも同じなんだなーと今更ながら気づきました。

さて。あくまで今回の訪問理由は水族館なワケです。
作品を一通り鑑賞させてもらったあとで「ところで、実は水槽をみに来たのですが…」と声をかけてみました。

めっちゃビックリされたけどw喫茶室の先にあるバルコニーに案内していただきました。



なんじゃこれー!すっごい!!
(ブロガーにあるまじき語彙力)

きゃー!この池も素敵!!上に植わっているキンモクセイから花びらが水面に落ちてきてて素敵!あと、いい匂い!

そんでもって、ここにいたっては最高かー!すごすぎる!


案内してくれた奥様から色々と話を聞かせてもらいました。
ピンポンパールは今年の春に入れたばかりで、例年になく調子がいいんだそう。小赤を入れてみたり色々と試してみたけど、なかなか長生きできなかったり、水槽の環境に馴染めなかったりしたんだそうで。人に馴れてますねー。かわいい。

何よりすごいと思ったのは、これを全部手作りしちゃったというところでしょうか!
完成した直後、18年くらい前はコンクリ剥き出しだったらしいですが、今ではコケや植物がいい具合に繁茂して最高の雰囲気に仕上がっています。

結論:行くなら今が最高!!あ、ちなみに11月から3月までは冬季休館となります。
今すぐに行こう!!最高に仕上がってますよ!


こっちの池もめっちゃすごいです。左上方、竹の前に草が生えてる陸地のように見えるのは浮島になっていて風が吹くと水面を移動します。ぷかぷかー。
ただの池だと思うじゃん?おじいちゃんの家にあるようなヤツ。
ここ全然違うから!沢の水を使ってるからすっごい澄んでるし、池の深さはなんと1.4m!
錦鯉を状態よく飼育するには深さが必要だと聞いて、一度完成した池を掘り直したんですって。
この前面のガラスが本当にいいです。すっごい好き。日本中全ての池がこうなればいいのに(違)


まだまだありますよー。
美術館の外、敷地内にはまだ池があるんです。

こっちはでっかいよー。

ちちち、チョウザメ!なんと!
奥様曰く、ここに越してきたとき、池はまだなかったのに「ここはチョウザメ飼育に向いてるよ」って教えてくれた方がいたそうで。
池永氏自ら廣島蝶鮫に出向いて指導&購入されたとのこと。今は白い体色のチョウザメ2匹含めた4匹いるそうです。スッゲェ!
確かに山のキレイな水を豊富に使えるからチョウザメには向いてるかもね。

最後は敷地入り口に一番近い池の錦鯉たち。
バイバーイ!無事に山の冬を乗り切るんだよー!

プリンプリン物語の人形もみれて、ステキな池もみれて、しかも涼しい!(夏場限定)
最高かよ!な美術館ですので、ぜひ!冬になる前に行ってみて欲しいです。
来年…とか言ってると金魚がアライグマに食害されちゃったり、冬眠状態から錦鯉の状態がなかなか上がらなかったりしてるかもよ?

4 件のコメント:

  1. 記事読んで早速今日行ってきました
    ちょっと雨降ってたので水濁ってるかな?と思いましたが
    なんてことはない清流の透明度で1.4mの深さも満足に見ることができました。

    水槽周りの植物環境といい、魚モチーフに富んだ作品群といい、美術館自体の様相といい
    凄まじく調和のとれた美術空間で、水族館とさえ名乗れば認定もできそうなくらいでしたね
    こんなところをまだ見逃していたとは・・・不覚です
    まだまだ認定レベルの水族館も他にも残ってるかもしれませんねぇ

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    1. リボかくさん☆こんちわー。
      すっごい行動力!!私なんて知って1年も経ってから訪問したのに…(;・∀・)
      昨日だとめnちさんいませんでしたか?めnちさんも行かれてたみたいですよ。
      奥様からしたら急に水槽を熱心に見る人が続々来て驚いたかも?ww
      普通に美術館としても圧倒されるし、ここまで手の込んだ水槽を自作する熱意もすごいと思いました。

      いやぁ…認定レベルはまだあるかもしれないですけど…1つ見つけるために50くらいの施設に行かないといけない気がして恐ろしいです…(;・∀・)

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  2. 冬季休館とのことなのでこれはすぐ行かねば!!と 行った甲斐がありました。
    めnちさんは私の1時間くらい前に来てたみたいですね。
    奥様から「さっき来てた人も水族館マニアの人?」って訊かれました(笑)
    風貌と徒歩で来てたことを聞くにめnちさんだろうなとは思ってましたがやはり。

    ながこう水族館は10t超えてそうですが、さとえ学園小学校も入ってないあたり除外ですかね

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    1. リボかくさん☆ですねー。状態が一番いいのは秋かなーという気がします。春はめっちゃ水温低そうですし、夏は暑いしw
      個人でやってて60水槽が並ぶなんちゃら水族館、とかをたくさん見てきた身としては、一人で作るものにも限界なんてないんだなーと感動しました。
      めnちさんは奥様にマニアであることは話さなかったそうですが、バレバレだったのですね(笑)やっぱり(笑)

      ながこうは問い合わせメールの返信が「生徒に水量を集計させるので待ってて」で止まってしまっているので正式に認定できないのと、さとえ学園は誰でも自由に見学することは現状できないので認定委員のリストに入れなかった気がします。

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