銚子の世界一ちっちゃな水族館をあとにして、千葉市内へ。
立派な博物館だなぁ。千葉県は中央博物館(ここ)の他に分館として勝浦の海の博物館、房総の山のフィールド・ミュージアム、大利根分館(旧大利根博物館)、大多喜城分館(旧総南博物館)がある充実っぷりなのです。すごいなぁ。
あ、ちなみに海の博物館の過去記事は→コチラ
めちゃくちゃ静かな館内です。ザ・博物館って感じ。
(こないだ行った茨城県のミュージアムパークは子どもがわんさかいて喧騒があって私の中の博物館イメージがずいぶんと崩壊しました)
古生物にはとんと疎いので目に留まるのは現生の生き物ばかり(;・∀・)
館内があまりにも静かなのでシャッター音ですら響きます。スマホの無音カメラ大活躍w
我が家にいるカニはどれなんだろう…と探してみたり。
色を残して保存できるんだ!と驚いたり。
ギボシムシ、って初めて知った生き物。京大白浜から来たんだぁ、っとギボシムシ関係ない部分に感心したりw
ほうほう。予想以上にちゃんとした展示だ!!
このめちゃくちゃ立派なお部屋に住んでいるのは…
まったく目線をくれない…アズマヒキガエルさん。
謎の関西弁。
(3分で脱皮完了しちゃうんですね。早い。)
卵…カビてるのもある…。難しいんだよねぇ(アカハライモリ飼育者)
そして幼生。妖精じゃないよ。かわいいけどね。
何とも言えないかわいさ(*´ω`*)
ちなみに両親は別の水槽にいます。
成体~卵までアカハライモリの変態を全部見れるラッキーな時期に訪問できた幸せ~(*´ω`*)
見事にクルックルしてるニホンマムシさん。
ギンブナとかモツゴとか。
タイリクバラタナゴとかヤリタナゴとかタモロコとか。
確かに青白いね。
このサワガニ水槽、楽しかったの。鉢底ネットをサワガニジャングルにしてあったのー。遊び甲斐ありそう。
ちなみに同居人はドジョウです。見つからねぇ…。
最後はギバチさん。
小動物展示室は以上です!
で、今日はめっちゃタイムリーな話題にも出会えたのです。
このジオラマの…。
ココにいまーす。ココ。
一方こちらはデカい。
私の訪問した数日前に発表されたオオスナモグリ再発見のニュース。
100万年前くらいの化石や遺骸しかこれまで見つかっておらず絶滅したと考えられていたオオスナモグリ。
別件で日本中の干潟のエビカニの生息調査をしていたところ、珍しいスナモグリが見つかったので新種として論文投稿してみたら、化石種とも比較した方がいいんじゃない?という指摘があり、調べたらまさかのオオスナモグリじゃん…?となった、ということらしいです。
たしかにねー、ジオラマのスナモグリと比べるとめちゃくちゃデカい。ハサミ。
身体もゴツいしデカい。
ちなみにこちらは化石標本。
どうしてこれがオオスナモグリと分かるのか…?遺跡とか博物館とかでいつも思うのですが、考古学者とか古生物研究者さんは本当にすごいなぁ…執念がないとできない仕事だなぁ…。
ザ・博物館という空間を求める方には最適な場所かも。
私も古生物や歴史に興味がもてる日がきたらいつか…また来たいと思います。
(そんな日がくるのか?w)
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