いおワールドかごしま水族館(2018.12.30)

2018年12月30日。

タツノオトシゴハウスから移動してこちらへ。
ここもう一度来たかったのよー。(ちなみに前回訪問は2011年。記事は→コチラ)
水族館レポとして案外ちゃんと書けていたので、今回はざっくりと順路にそって、気になったところを書いていきますねー。

いい天気!

年末ですからねー。



ムーディなエレベーターで2階へ。一番最初にあるのがメインタンクの黒潮大水槽です。

9代目のユウユウちゃん(メス)、初めまして!かごしま水族館では定置網にかかった小型のジンベエザメを展示して一定の大きさを超えると海に戻す「かごしま方式」をとっています。9代目は2018年9月からの展示だそうです。


はいどーもー。水族館の大水槽アクリルの厚み調査隊でーす。
かごしま水族館大水槽のアクリルの厚さは305mmだそうでーす。ではまた!w

大水槽前は人も多いし、何気に撮りづらいのですが、横からなら人も少ないしオススメです。ここね。

トラフさん、こんにちわー。かわいいっすねー。

2011年はシノノメサカタザメがいましたが、この時はトンガリサカタザメがいました。

マダラトビエイさんもね。

大水槽をすぎて「南西諸島の海」コーナーへ。
ここにいた気になるお魚たち。

なんだこれー!ってなったシチセンベラ。

おおおお!エラブウミヘビ!かっこいい!

あとね、かごしま水族館はテンジクダイの仲間がめっちゃ充実してた。
水族館ブロガーのイベントに来てくださったテンジクダイ博士の方と知り合って、結構気にするようになったの。以前なら全て同じ「小さい魚」扱いで気にすることもなかったと思うのね。私の水族館の楽しみ方をガラッと変えた出来事でした。
とは言え名前までは全然…。ってなるじゃん?でも大丈夫!
魚名板の他にもこんなバインダーがあってちゃんと解説してくれてます。その気になれば見分けられるよ!すごい!


さてさて、2階を進みましょう。私の目の前にとっても気になるものが現れました。
うわー!なんだこれは!

壁一面に「鹿児島のウミウシ」のグラビアが!

 2017年7月から常設展示で登場したウミウシ研究所です。

徹底的にウミウシ!

 圧倒的ウミウシ!

六角形の個性的な水槽に入っているウミウシたち。これでごく一部だよ!かめきちさん大興奮!!ww

壁に埋め込まれてるウミウシ水槽も素晴らしかった!
藻場や内湾、沿岸、サンゴ礁帯と環境を再現してウミウシを展示しています。

どこにウミウシがいるかわかりますかー?

ここです、ここー。

んー、かわいい。

こんなのも!ほんとかわいいよねー。

こっちの水槽は…。

た、たまご??!!

そんでもってこちらもウミウシたくさん。

よーく観察するとめっちゃたくさんウミウシがいて、永遠に眺め続けられそう。

ウミウシの世界深い。。。(これは壁のウミウシグラビアの一部です)


八景島もウミウシリウムってたくさんウミウシ展示してるけど、私的にはこっちのが好きかなぁ。ウミウシ道、って感じで。あと鹿児島にいるウミウシに限定してるのも超素敵。
こんなたくさんの種類のウミウシが鹿児島の海にはいるのか!っておどろく。

はい、大興奮でウミウシに尺とりすぎました(⌒-⌒; )
次いきましょう。

エスカレーターで4階へのぼります。
かごしまの海コーナーがおどろおどろしい雰囲気になってます(2019年3月末までの期間限定です)

「麑海魚譜(げいかいぎょふ)」とは明治16年に東京で開催された水産博覧会に出展するために鹿児島県が製作した海産生物の彩色図譜、とのこと。ほうほう。

こんな感じで中くらいの水槽が並んでいます。鹿児島の海ってすごい多様性。すごいなぁ。

中はこんな感じ。

で、魚名板には標準的な名前と地方名も併記されてるの。こういうの大好き。勉強になります。

ノコギリザメー!

寄り添ってヨシヨシしてるみたい。


4階から小上がりになった展望ホール。見てみてー!桜島がバッチリ!
そして前回来たとき気付かなかったのがこちら。
すごいよ!タイヘイヨウアカボウモドキ、っていうクジラの全身骨格標本。2002年に薩摩川内市(当時は川内市)に打ち上がった個体を骨格標本にしたものだそうですが、世界初の成体の全身骨格標本でいおワールドでしか見れないんだって!この個体が見つかるまでは頭の骨しか見つかっていなかったというからマジもんのすごいヤツじゃん!

こちらは前回訪問時に撮れなかったサツマハオリムシ。
サツマハオリムシもそんじょそこらの水族館では見ることができない展示ですね。
中身(?)の赤いエラ部は撮れず(´・ω・`)

でも、タギリカクレエビはなんとか撮れたよ。


ここで一度外へ出ます。外の水路でのイルカショーの時間です。
よっこらしょ、っとボートで登場しフロートとボートを固定するところから準備です。

 なんといってもこの距離感。めっちゃ近い!もちろん海水のしぶきはかかりまくりです。

登場するイルカは2頭でした。

予想外のところでジャンプされると追いつけません(;・∀・)
 ボツ写真を大量生産してしまいました…。
飼育員さんの足技が素晴らしい。鹿児島ユナイテッドFCとコラボとかいかがでしょう?w
今年J2に昇格しましたし。


さーて、館内に戻ります。
かなり長文になってきましたが、まだまだ続きますゆえ(;・∀・) 

3階の特別展示室から。
この時の特別展示は「おしえて!オジサン 魚のなまえのいろいろ」でした。

説明までよーく読むととても勉強になるやつ。たとえばこちら。下の方に注目。
 見えにくいので一部抜き出して書きますね。
ヒゲダイとヒゲソリダイのややこしい学名改名エピソード。
1843年ヒゲダイが新種①として発表
1844年ヒゲソリダイが新種②として発表
2005年実は①②両方ともヒゲソリダイだった。①の方が古いので①がヒゲソリダイに、そしてタイプ標本と学名のなくなってしまったヒゲダイは改めて新種③として発表。

なんという分かりにくさ…。これは子供向けではないですね(;・∀・)
まー、どっちでもいいんじゃない?っとヒゲソリダイさんは言っている(ような気がしますw)


続きまして、鹿児島の深海コーナー。

ヒトツトサカ、っていいます。深海のサンゴの仲間なんだって。

自分史上一番上手に撮れたアカグツ(*´ω`*) 


 みんな大好き、クラゲもちゃんといるよ!

 再びエスカレーターで下ります。レストラン前にあったこの水槽がまたマニアックだったんですわ。水草オンリー!(あ、ヌマエビは入ってました)


 さて、ようやく1階です(;・∀・)

地味だけど手の込んでいるマングローブ水槽。

 映り込み厳しいけど、ピラルクー水槽。
 でっかいピラルクー。丸々と太ってすごい迫力ね。

デンキウナギ水槽(発電量が見える式)
 
 デンジロウ、かわいい。


室内のイルカショーはもう終わっちゃってたけど、トレーニングが見れたよ。
1日の最後の食事タイムですね。


いおワールドはやっぱりこの水槽が一番心に残りますね。

ネットなどでは定期的に話題になるこの水槽です。小さな子供でも分かるくらいちょっと怖い雰囲気がメッセージ性を高めていますよね。

プロジェクションマッピングとかで派手にババーン!って水族館があっていいし、いおワールドみたいに真面目系水族館があってもいい。
個人的にはいおワールド大好きです(*´ω`*)

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