道の駅鹿島干潟展望ミニ水族館(2016.12.30)

2016年12月30日。

(※時系列無視して書きたい施設の記事をガンガンあげていく作戦実行中です。そのうち記事の並びは訂正していきます)


長崎から柳川に向かうドライブで寄り道してやってきましたー。
数年前にもこの道の駅には来たことがあったのですが、その時は水槽が数本あったものの、まだ「水族館」にはなっていなかったのでした…。

ガタリンピックの会場にもなる干潟が目の前な道の駅鹿島に併設されている鹿島市干潟展望館の2階にミニ水族館はあります。
注意書きが大量に書かれている扉の向こう側が水族館になります。
 (お客さんが水槽に触って割れてしまったとか…どんな触り方したのよ…とスタッフさんの大変さがよくわかる注意書きですよねぇ…)

入館は無料です。スタッフさんが入ってこられる人に「水槽は触らない」「走らない」と声をかけていました。どんな過去があったのだ…?とその徹底ぶりに逆に興味がわいてしまったり(;・∀・)

館内はこんな感じ。


かわいいアカエイさん(*´ω`*)


目の前が有明海の干潟ですからね、もちろんいます、ワラスボ。

隣で見ていた老夫婦が「ちいさいわねぇ…身が全然なさそうねぇ…」とガッツリ食材目線で見ていたので吹き出さないようにするのに必死でしたww

わっ、なんかでっかいカニがいるっ!
トゲノコギリガザミ。こんなのもいるんだ…。


これはそこまで大きくない、アリアケガニさん。


バットの疑似干潟にいるのはトビハゼさん。


かわいい…。
ぴょこっ。なんてかわいい…(*´ω`*)



生体だけでなく、貝殻コレクションや標本も展示されています。



わー、なんかうじゃうじゃいるっ!
シラタエビです。

いいサイズです。前に海の中道でも見たことがあったけど、こんなに大きかったかなぁ…。10センチ以上ありそう。

小さい子も入ってます。透明なボディーがきれいー。


ほっそい魚。ガイテンヨウジ、っていうようです。
カメラを持ち込まなかったので、ここの撮影はすべてスマホ撮影です…。

スマホの限界…(´・ω・`)

結構ねばったよ!でもこれが限界ですかね(´・ω・`)


壁面にはこんな掲示も。


分厚いくちびる。なんか怖そうな顔だ…。
有明海にだけいるハゼクチ、という日本最大のハゼです。

そうそう、魚名は日本語・ハングル・英語・中国語の4か国語で書かれていました。

ヒゲ面なのはショウキハゼ。


コウライアカシタビラメ。有明海ではクツゾコ(靴底)と呼ばれているらしい…(;・∀・)


サンショウウニ。このウニをひたすら愛でていて観客を渋滞に巻き込みました、すみません(;・∀・)


イシワケイソギンチャク。有明海では食用になるそうで。
地元では「ワケノシンノス(若い人のお尻の穴(肛門))」と呼ばれているとか。さっきの靴底といいなかなかなネーミングじゃないですか…?(;・∀・)


シモフリマハゼ。


貝オンリー!ウネナシトマヤガイ。潔いっ!


クラゲもいるよっ!サカサクラゲ。

おおー、ベニクラゲもいるのかっと思ったら、有明海の生き物とトレードで全国の水族館からいろいろな生き物が入ってくるみたいですね。ベニクラゲは加茂水族館からきたようです。

コイチさん。カコイイ。



一通り水槽展示を満喫したあと、衝撃的な展示が目に入りました。
名付けて「触れないタッチプール」

手前の触れる場所にはだーれもいませんw奥のフェンスの中にみなさん避難されていますw
私が見ている前でも「おい、ここ触れるぞー!」と水をバチャバチャしていたガキんちょがいたので、フェンス内に避難せざるを得ない生き物たちの気持ちがよーーーく分かりました…(´・ω・`)


「干潟展望館」という名前のとおり、展望館からは干潟が一望できます。望遠鏡も無料でのぞけますよー。潮の満ち引きで表情を変える干潟をぼーっと眺めるのに最適かもしれません。


水族館の外にあった大きな水槽にはオオウナギが。
鹿島市内の水路工事中に発見されたとのこと。工事後、彼が水路に戻れることは…ないんだろうなぁ…。


無料だけど、とっても見やすくて干潟の生き物にこだわって展示されていたのがとても好印象でした。
入口の「生き物たちのエサ代募金箱」に迷わず募金させてもらいました。

しっかし…見学者が触って水槽が割れるとは…我が家も子供が木刀振り回したのが当たっちゃったり、ベーゴマをヒットさせたりして水槽が割れたことがあるけど、逆に言えばそれくらいの衝撃がないと水槽って割れないと思うんだけど…。
どんなヒットしちゃったのよ…。無料の展示施設だからってひどいよなぁ…。
ここだけじゃないけど、水槽をたたくのは絶対ダメよっ!と改めて思ったのでした。

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