豊田ホタルの里ミュージアム(2020.11.07)

 2020年11月7日。
超水族館ナイトの出演が無事に終わってかめきちさんの水族館遠征が再開しました!
行きたいとこにいってやる!

ということで遠路はるばるやってまいりました、豊田ホタルの里ミュージアム。

ここはずーーーーっと訪問したかったのです。ですが私の主な遠征時期である年末年始は休館…。
行きたいのに行けないなぁ…と思って悶々としてたらですね。水族館めぐらー、いや、それより闇キャラの「水槽めぐらー」の皆様が大変絶賛されていたのでこれは行くしかない!と相成りましたw
もう、行きたいとこにいくのだ!(2度目)

さて入ります!わくわく!

おおおおお。いきなりホタルの気分になれるんですか!

カタツムリもこんなに巨大!ちなみに丸いのはホタルの卵です。卵時代から受難…。

魚(ウグイ?)も怖い!(;・∀・)手前にいるのがホタルの幼虫です。

無事幼虫から成虫になれても敵はたくさん…。クモ怖い…。

さて、いよいよ水槽が見えましたよー。
最初は水生昆虫のようです。館内は全体的に黒くて暗め。落ち着きます。そして白い文字がとても好き。

ヤンマ類のヤゴ、だそうです。寄りに寄るとかわいく…見えませんか…?
(私が虫苦手なのバレちゃいますね…。手が震えてます。嘘だけどw)

コオイムシ。背中の端のでっぱりは卵を背負ってた跡なのかな?


虫は本当に苦手なのです…。
ですが、これは思わず息をのみました。必死に撮りました。なんて美しいの…。
小さな水生甲虫類、とまとめられていたので虫の名前は分かりませんが、この種類の虫はみんなおしりに空気の泡をくっつけててそれが光を浴びてめちゃくちゃキレイなのよ…。
なんで空気をおしりにくっつけてるのかとかは謎。

虫ゾーンを過ぎると…おお、また水槽があるぞ!
しかも大量に!!
かめきちさん、テンションぶち上がりです。

大きな作り付けの水槽にはさまれた真ん中は45センチ規格水槽を縦置きしてて狭く見えるのですが、そのぶんじっくり観察できますね。

ドジョウやヨシノボリなど近くに生息してそうな魚を中心にキレイな状態で展示されています。狭いけど落ち着いてそうです。

カジカ(河川陸封型)かわいい。

大きな水槽も下関の淡水魚たちです。超好感もてます。

ホタルの里ミュージアムですが、さすがに11月では成虫は見れないようです。
でもね、幼虫は見れますよ。このアイデア水槽で!

水槽が少し傾いてて、水槽の下に置かれた鏡を見れるようになっています。水槽は固定されているのでグラグラしていません。

アイデア水槽はこちらにも。スナヤツメ…見つからない…けど…。

横から見ると砂の層はこの薄さ!これなら見つかる!と思ったけど結局見つけられませんでした…(;'∀')


あと、これはヤバかった!!
ハリガネムシ何匹入ってるのよ!!!!!


魚やハリガネムシの次はこちら。下関のエビ・カニ。

トゲナシヌマエビ。初めて見たかも!
「豊田町および豊田町を貫流する河川では今のところ確認できていません」だそうです。

むしろ見慣れたヤマトヌマエビの額角のトゲってどこだ?っとなるなど。


スジエビ。ヌマエビもスジエビもパッと出されたら絶対見分けできない自信があります!


岩陰からじーっと見てるのはヒラテテナガエビ。かわいいいいいい。

テナガエビってこんなに綺麗なエビだったのか…と驚いた…。エビカニを間近でこんなにじっくり観察できるところってあんまりないかもなぁ、と思うなど。エビカニ水族館以来かな。

さて、次のお部屋です。ここのお部屋は明るい!

ずらーーーーっと並んだ両生類たちの水槽。


チュウゴクブチサンショウウオがお出迎え(*´ω`*)

スパイダーマン的なカジカガエル。


蛍かご、という物があることを初めて知りました。ホタル用の虫かごで色んな形があります。とっても興味深い…。吊るしてホタルの光を楽しめる趣向になっているんですね。


両生類の水槽の下には…昆虫たちの水槽です。「引き出してご覧ください」って書いてて、水槽ごと前に出てくると思われるのですが、触る勇気はでませんでした…。


さて、水槽展示を見終え、いよいよホタルゾーンに潜入します。本来はここからが本番なんでしょうね!すみません!w
見渡す限り、これぜーーーーんぶホタルについての展示です。量がハンパない!

え…?ホタルってこんなにたくさん種類がいるの…???ヘイケとゲンジしかいないと思ってた…。日本にいるホタルは約50種!!うわー。


そしてなんとなんと!!世界には約2000種のホタルがいるんだって!しかも毎年新種が見つかるという…。


豊田町に限ってもこんなにたくさんの種類のホタルがいるんですって。見分けがつくと楽しいんだろうなぁ…。私には無理だけど…。


企画展示は「虫の耳」

虫に耳があるなんて考えたこともなかった…。鼓膜は後付け的に手に入れた器官らしく種類によって付いてる場所がバラバラなんだそう。ほうほう。そんでもって鼓膜じゃない聴覚器はどの昆虫も頭と尾という決まった場所についてるんだって。ほうほう。
知らなかったことを新たに知るのって一種の快感ですよね。もうゾクゾクしながら必死に読み込んでしまいました。
出る頃にはもう全てに圧倒されて頭が疲れた…となってました(笑)


そうそう。建物入口から受付までの間にこんなオープンスペースがありました。たくさんの図鑑や資料がずらりと並んでいます。

その筋の方にはたまらなく貴重な資料かと思われ…。

「ムカデは多足類なのか、そのまんまだな…」というくらいのシロウトな私でも写真をウヒャー!って言いながら見てくのは楽しかったデス。カニムシとか初めて知りましたし。腕のハサミがカニみたいでカニムシとはよく言ったものだ…とひたすら納得。


ホタル特化型かな?と思いきや予想外に自然史博物館的なホタルの里ミュージアム。下関と豊田町の生物学や地学を知りたいなら最高に良き施設だと思います。

なにより本業(?)のホタルについての展示がハンパない!この記事ではアッサリと紹介しちゃいましたが、パネル展示だけじゃなく、音・光・触る・と色々な角度からホタルのことを知れちゃいます。かなりトガった展示だと思うし、満足感はハンパないです!
無理して来てよかった!!な豊田ホタルの里ミュージアムでした。

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