奈良祭都 金魚ミュージアム(2019.07.15)

2019年7月15日。
海の日連休で関西の水槽めぐりをしてたんですよ。
(もはや”水族館めぐり”じゃなくなってる件w)

 奈良です。奈良駅からも近めな場所にあるミ・ナーラっていうショッピングセンターに来ました。どうでもいいけど、奈良の道路渋滞ってすごいっすね。ハマりまくりました…。

で、ミ・ナーラの4階までのぼります。忍者ミュージアムとかトリックアート展と並んで金魚ミュージアムがあります。

ショッピングモール内にあるアートアクアリウム的な場所…正直あまり良いイメージが湧きません…そう、先日行った某越谷を想起しちゃいますよね、どうしても。

暖簾をくぐります。一人じゃなければ「おやっさん!まいどー!」とか言うトコですねw


どんな世界が待っているのか…
え?あれ?なんか想像よりおとなしいぞ…。

金魚が普通にいるぞ…金魚ミュージアムだから当たり前か…。

シックな内装に落ち着いた照明で水槽の中の金魚もゆったり泳いでる。

りょうかい。

この壁。ただの絵じゃなくて金魚が投影されて動いてるの。で、触れると”ぴょこっ”って音がして金魚が表れて泳いでいくのー。音がかわいくて何度も触っちゃった。
どういう仕組みなんだろう?不思議。

最初の部屋を出ていくと曲がり角にはこれ。
え?ただの飾り?って思うじゃん?真ん中の筒と下の水に金魚が数匹います。控え目すぎてスルーされがちでしたけど(;・∀・)

いくつかの部屋に分かれていて、部屋をいっこずつ見ていく感じで進みます。


ほほう…あっさり。
ぐるっと周りを囲まれるとそれなりに迫力があります。なによりいいのは壁沿いに水槽を配置して、真ん中に設置していないところ。インスタ映えをすげーよく分かってる感じ。
(円柱水槽が真ん中にあると、自分の反対側に人がいた場合、使えない写真になってしまう問題があります。没入感や癒し感もマイナスになりますよねぇ。)
それぞれの水槽ごとに色がグラデーション変化していくので部屋の雰囲気がゆっくりと変わっていきます。部屋の真ん中にスツールがあってしばし座って眺めるのもよき。

ここも一個の水槽に数匹ずつしか金魚は入っていません。変化する光の中でゆったりと泳いでいます。


さて、次のお部屋。
うわーーー!これすごっ。

壁一面の花の中に水槽が埋め込まれています。

え、この水槽、中はどうなってるの…?それぞれ2、3匹くらいずつ小赤的な金魚が入っています。ブクブクもないし、裏を見てみたい。すっごい見てみたい!w


サクサク次へ。
うわwwこれはwww

仙台の錦ケ丘にも似たような水族館がありましたね…。そういえば。
私の前後にいたカップルズも苦笑してたww言いたいことはわかるww


次。Room5
お、いきなり雰囲気がガラっと変わりましたね。

こんな感じ。

現代版汽車窓水槽って感じ?
(えちまつとかノシャップとか古き良き汽車窓水槽が残ってる水族館はこういうリメイクもありなのでは…?と思ったり思わなかったり)

鏡を上手に使って広く見える水槽ですが、実際にはかなり小さい水槽と思われ。

円柱だとどうしても歪んで見えていた金魚たちもここではしっかり見れる。しっかりそれも考えられてるみたいで、一番体格も見栄えもいい金魚たちが入っていました。
どの金魚も綺麗。ヒレの先までしっかり美しい。さすが金魚の本場大和郡山のある奈良。

水泡眼もぽよんぽよんしててかわいい。
あ、ちなみにここでは金魚の品種名とか一切書かれていません。いさぎよい!
(ほぼ)全部金魚だし!的な。

照明の色はここも変化していきます。
定期的にノーマルな白い照明になるので、金魚の色もちゃんと分かります。

全身赤い金魚…?って見えますが
実は赤白でしたー!みたいな。


はい、次いきましょう。
連休最終日の午後とあってか?結構お客さんは途切れずいる感じ。混んでてどうにもならない程ではないですが。

うわー、キレイ。
キレイなドームの中に水槽があるんですね。

うわっ、すごっ!!

これ、好き!


インスタ意識して撮ってみたw

何がすごいって上の植物もコケも全部ホンモノってとこ。全部が生きてる!(流木を除く)

中ほどに金魚鉢が置かれています。溢れる水がいいですねー。


最後のお部屋、Room7。
水槽はなくて自撮り顔抜きコーナー。

出口までの通路はコマーシャルコーナー。
ここはUWSエンターテイメントという会社が関わってくれてるのですね。東京のアクアリウム職人会社なんだって。

お…?
海水魚がいる!

好きだなー、こういうの。

最後の水槽に壮大なオチが待っていました。
これwwすごくね?wwガッツリ生産者表示ww

もちろんちゃんと金魚もいますw


正直ね、ここに来る前は期待してなかったし、何なら気が進まなかったんですよ、最初に書いたように。
某越谷もそうだけど、アートアクアリウムっていうとコレを思い出しちゃうし(写真は六本木で毎年開催していた頃の某アートアクアリウム展)。
 せっまい水槽にこれでもか!と金魚やクマノミとかの魚を詰め込んでホラ綺麗でしょ?ってやつ。キレイだなーとは思うけど、魚たち…これダイジョウブ?と思えてしまって、どうしても好きになれなくて。

金魚ミュージアムは私の不安を良い方向に裏切ってくれました。
好き嫌いはもちろんあるだろうし、物足りないと感じる人もいるかもしれない。
でも、「金魚」を主役にしつつ"映える"写真を撮りたい人の需要にも応えるには最高の形なんじゃないかな、っと思えます。
お金かけるならこういうとこだよなー、って。

ここ水族館?って聞かれたら私は”個人的には水族館だと思う!”って答えると思います。
もちろん異論は認めます。

アートアクアリウムが苦手な人にこそオススメしたい、金魚ミュージアムでした。

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