福井県立海浜自然センター(2016.7.16)

2016年7月16日。

越前がにミュージアムを後にして次に向かったのはここ、福井県立海浜自然センターです。
水族館相当施設はどうしても訪問するのが後回しになってしまうので…(;・∀・)
今回の水族館めぐり旅は初訪問のオンパレードですっ!ワクワク。


とうちゃーく!
駐車場の警備員さんに「見学ですか?」と聞かれて困るなど。えーっと、水族館を見に来ました、と言うと「じゃ、あっちの駐車場どうぞー」と通してくれました。
(お隣が食見海水浴場で、夏季は海水浴客が無料のセンター駐車場に停めてしまわないように全員に確認しているっぽいですね。ちなみに食見はシキミと読みます。)


はいります!エントランスはこんな感じ。受付カウンターがありますが見学は無料!です!


目についた円柱ならぬ四角柱水槽に近づきます。浜名湖のウォットにもあった触れる水槽になっているんですね。


このポケットからエサのオキアミ(1皿100円)をあげることができますが、噛まれる可能性がある模様。特にアナゴは危険!だそうです(;・∀・)
海でウツボに指を噛まれて切断されそうになった経験を持つ長男さんは水槽の中にウツボがいないことを念入りに確認していましたww
アナゴもやばいらしいから気を付けないと、ね(;・∀・)


しかしさぁ…。

いくらエサがもらえるのが分かっているからってさぁ…。


なんぼなんでも入り込みすぎじゃね?(;´・ω・)
全身すっぽりじゃん…(;・∀・)



そんな楽しいふれあい水槽ですが雑多な魚がこれでもか!とギッチリ入ってます。で、エサをたくさんの人が与えるからか濁りも激しいっす。

綺麗に魚が見れることはないので「そういう水槽だ」と思ってみるのがいいのかなーっと。


綺麗な水槽をお求めなら、すぐ横のこちらの大水槽がオススメ。


おいしそうなブリがスイスイ泳いでいます(*´ω`*)


そしてココにもいます!越前がに!
舌なめずりしてるのか、ピースサインしているのか、オーーホホホしているのか…(違)



タッチングプールもあります。魚密度高めでした。
”タッチプールあるある”として「魚がすばしこくて触れない」がここでは異なります。うじゃっと入っているので何かしらの魚にタッチはすることができますw


水族館相当施設だし、こんなもんかなー。と余裕ぶっこいていたワタクシですが。
が。んがっ!!!
子供達が階段をサッサと上がり2階へ。追いかけていくと…


わっ!人魚!(※ただし上半身魚・下半身人間)


これ、魚眼レンズを通して見てみよう、というものでした。なかなか楽しい。


そんでもって、半魚人(コラッ)の向こう側に…
あー!たくさん水槽があるっ!!予想外の展開に思わず大興奮で水槽を見て回ります!


田んぼを再現しているんですね。田んぼにもたくさんの生き物がいますものね。

田んぼの横には…キュートなナマズがこれまたうじゃっと。どんな場所なのかと言うと…

こんなとこ!田んぼを完全に再現してますね。あぜ道までも!(笑)


ここ海浜自然センターは三方五湖という5つの湖のそばに立地しています。
三方五湖自体は淡水湖1・汽水湖3(ただし全て塩分濃度は異なる)・海水湖1という大変興味深い場所なのですが、長くなるのでここでは割愛。

三方五湖のそれぞれの湖に生息している生き物を展示しています。これは唯一の淡水湖である三方湖の水槽。

淡水から塩水まであるので生息している生き物は全く異なります。位置関係が分かっていると、すぐ隣の湖なのにー!と驚くことができます。




その他福井県で見ることのできる魚たちも多く展示されています。
コイ・フナ水槽ですごいでっかいウグイ発見!!
婚姻色の名残も残っていて綺麗ー。こんだけ大きいと迫力が違うっ!私ひとり大興奮でしばらく水槽前にはりついてしまいました(;・∀・)



さぁて…。まだまだアルヨー\(^o^)/←正直ここまでの水槽数があると思ってなかったので半ばやけっぱちです(;・∀・)

小さい水槽がだだだーっと並んでいるので写真でだだだーっと。
ウロハゼさん。

このミニイソギンチャクみたいなのは「ケヤリムシ」というゴカイの仲間。ほえー、虫ですか。


ナベカさん。相変わらずかわいい(n*´ω`*n)←ナベカ好きなかめきちさん。


アカミミさんわさわさ。

無駄にかっこよく撮れてしまったアメザリさん。

オオクチバス。その他にブルーギルとか外来魚コーナーは割と充実していました。


黄金のオニオコゼ。ここ5年くらいで色んな水族館で見れるようになったので激レアって感じでもなくなっちゃったような気もする…。




2階の一番奥に大きめの水槽。たけすいの三河湾大水槽ちっくな感じですね。

キヌバリがたくさん入ってるー。

底面に目を向けると…おおおお、ニジギンポちゃん!貝からにょきっと!かわえええ(顔はかわいくないけど…)

カゴカキダイのいる水槽。


に、大きいキハッソクがいた!こんな大きいキハッソクは初めて見たかも。
幼魚ちっくな魚も多いけど、お?!って見入ってしまうくらい大きなサイズの魚もいます。このキハッソクとかさっきのウグイとか。

日本海ビューな展望室ではガラルファにツンツンしてもらえます。
普段は日本海を眺めながら室内で足湯が楽しめるようなのですが、夏場は節電の関係で足湯は行っていないようです。というより、展望室のエアコンが弱すぎて激暑で、車の運転ずくめで弱っていた私はソッコー退室…


そうそう。
三方五湖はラムサール条約湿地にも選ばれていて、それ関連の展示もありました。

イチモンジタナゴ。
日本固有種でもともと三方湖が日本で唯一の生息地だったのですが、現在は三方湖産の個体は確認されていないとか。絶滅危惧種1A類(CR)です。



タモロコ。三方湖のタモロコは他にはない遺伝子を持っていることが判明しているようです。
確かに体が少し細長い気がする。

ギンブナ。三方湖のギンブナも特有の遺伝子をもつものがいるようです。
アルビノのギンブナもいます。

テナガエビ。
こう並べていくととっても地味ー、ですね。
でも、私はこういうの大好物なので全く気になりません。日淡魚展示は美しい。


想像以上に立派な水族館でした。水族館と名乗っていないけど、水族館を名乗っている某施設よりは確実に水族館ですね!w
三方五湖について学習するなら間違いなくここがベスト!な気がしますー。

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