上越市立水族博物館(2015.9.13)

2015年9月13日。

新潟市でのマリノスさんの試合のあと、ばびゅーんと上越市まで移動ー。
新潟県は長いです。マジで横に長いです(要は運転疲れたww)


上越市立水族博物館は2回目の訪問です。前回2009年の記事は→こちら

ここは2015年4月1日から横浜八景島が指定管理者となっています。
八景島グループとなって飼育スタッフさんが総入れ替えになっていたり、ちょこちょことプチリニューアルしていたりと様々な噂が聞こえてきていました。
さらに、老朽化に伴う建て替えリニューアルの話も具体化しているそうで、もう一度行きたい、行かねば!と思っていたのです。

あいにくの曇り空。びゅーびゅーの強風に嫌でも日本海を感じます。駐車場やエントランスからは海は全く見えないんですけどね。

はい、とうちゃーく!おおお、シックな色に変わっておる!
(前回訪問した2009年には水色と黄色とピンク…な「昭和感」が色濃くあったものです(遠い目))


自動券売機でチケットを買って入場ー。
変わってないー。なんか嬉しい。

ほお、フラッシュOKですか…(私は自分のポリシーとして生き物にフラッシュは絶対向けません、たとえOKと言われてもね。)

最初のトロピカランド水槽。水槽のネーミングといい照明といい実に「昭和」ですねw

コガネシマアジ

マダラトビエイ
”トロピカル”な割に派手さはありませんが、サイズが大きい!


トロピカランドの向かいに赤いライトの水槽が。

上部に別の水槽がついていて。すんごいものが入ってた!!
ザラビクニンの卵!!

そして、生後1週間のザラビクニン稚魚!!(分かりにくいので矢印つけてみた)
オタマジャクシみたいですが、よーく見るとザラビクニン的に”ぷにょっ”っとしてるんですよー。
萌えもえ(*´ω`*)みんなおおきくなぁれ♪


エントランスからまっすぐのつきあたりにはピラルクー水槽です。
ピラルクーの見やすさは変わらず。
1匹、背中が曲がったピラルクーがいました。


「背中くちゃっとさん」ですが、人間の姿を見て(?)ガラス越しに寄ってきてくれました。

ごめん、おいしいモノ持ってないんだよ…そんな顔しないで…(´・ω・`)


床から天井までギッシリ詰め込まれた個性的な水槽も健在。
(私の写真の下手さも健在…)
年々、経年劣化が激しくなるかめきちさんですが(;・∀・)ここの水槽表面も同じなようで…
(せっかくハナシャコさんが目線くれたんだけどなぁ…)

クモヒトデぞわわわわー。


クラリアスバトラクス、という東南アジアのナマズ(の白化個体だそうです)


アマゾン的な淡水魚がずらーーーーっと。


コロソマ・レッドテールキャット・タイガーキャット・ボドワードetc
どっさり山盛りww


シルバーバルブ。


☆ここで唐突におさかな正面顔コレクション☆

シルバーアロワナさん正面顔(*´ω`*)
ポリプテルスセネガルズさんの正面顔(*´ω`*)
ポリプテルスエンドリケリーさんの正面顔(*´ω`*)


☆以上、お魚正面顔コレクションでした♪(某番組的に読んでねっ♪)




ナッテリーピラニアのキラキラ☆は好き♪


絵画のような熱帯魚水槽。


朝一番でほとんどお客さんはいませんでしたが、妙に人が集まっている水槽を発見。なんだろう?と近づいてみると。



オォォォ、ノーーー!!
ナンヨウハギさんどした?!



心配しちゃったけど、休んでいる模様。ε-(´∀`*)ホッ


テレビ番組でも取り上げられたみたい。
(とにかく明るい人にはあえて触れないでおこう…ハイッ!)


巨大な魚たちがいる水槽(水族館ブログとは思えない言い回し(;´・ω・))
クエさんは何匹お付きのホンソメワケベラを従えてるのさww

マダラハタさんはイケメンでした。こんなイケメンな魚が側にいるのにホンソメワケベラさんはクエさんにベッタリ。魚の世界は分かりません(違)


飛び出せ!水槽!!(笑)
中身はクサフグさんなど。目の前の海で釣りをすればリアルに飛び出してくれそうなんだけどね。



そして「ギューギューストリート」へ(正式名称ではありません、念のため)




メバル・メジナ・イシダイさん、ギューギュー!


ハオコゼ・オニオコゼさん、ギューギュー!


ウツボさん、ギューギュー!
(つぶされてない?ダイジョウブデスカ…?)


汽車窓水槽が続く館内もこうやって色々とテーマを見つけてみていくと楽しい♪
子供達と一緒に水族館に行く楽しさってこういうとこにあるんです。私が思いつきもしないようなアイデアをもって水槽を見てるんだなー、と毎回感動しちゃう。




さて、いよいよ大水槽のお出ましです。((o(´∀`)o))ワクワク


じゃじゃーーん!おおすげぇぇぇぇぇl!
なんだこの大変化はっ!!

ちなみに前回訪問の2009年はこんな感じでした。


リニューアルプロジェクト、って…これホント照明しか変更してないの?
照明の威力ってすごいんだなぁ…。

まあたしかに近づいてみるとアクリル面に細かなキズなんかはあるんだけど。
古く見える原因にもなってる配管でさえ前衛的に見えてしまう照明マジック。



子供達恒例のアクリルの厚さチェック(笑)335mmは設置当時は世界一だったそうな。
しかし毎回こうやってチェックして回ってると我が子たちアクリル厚博士になれるなww


大水槽はぐるっと一周見て回れます。
横から見ても綺麗だねー。

岩でひと休みのクエさん(*´ω`*)


反対側へはエスカレーターでのぼって上部が見れます。


エスカレーターの反対側。水槽の向こうにエスカレーターが見えますね。上部から見下ろす感じが私は好きだなー。




さて、館内を満喫したので外に出ます。
いたいたー。ここ上越市水族博物館はマゼランペンギンの飼育数日本一!
(2015年9月現在123羽だそうで、すごいっす)

ワラワラわらわら。換羽のタイミングが様々なのでいろんなタイプのマゼランペンギンを見ることができますね。換羽したてのピカピカ、換羽中のボサボサ、幼鳥などなど。

すぐ間近で観察できます。


 んー、たまらん!

ペンギン前にはショー用?みたいな観客席があってのんびり眺めることができます。屋根もあるので屋外でも安心(ちょうど雨が降ってきたので助かったー)

水槽の全面に2か所くぼんでるところがあって、こんな風に入り込んでペンギンさんと遊ぶこともできます(これ、前に来たときあったかなぁ?あったら記憶に残ってそうだけど、全然記憶にない)


人がいなくてもこうやってペンギン達の休憩場所にもなってますww


こうやって覗けば…


下からペンギンを見れる!なかなかこんな機会ないぞー。


遊ぼ、あそぼっ♪人懐っこいペンギン達です。




ペンギンと向かい合う形で巨大タッチングプールも健在。

タッチングプールの左右の水槽も健在(しかし上部右側でかいフグだな)


タッチングプールはこうやって飛び石で渡るもヨシ。


ジャブジャブ裸足で入ってもOK。

生き物はあまり入ってませんでした。前はヤドカリとかがドッサリいて楽しかったのになぁ。


そうそう、ペンギンの横にアザラシとコツメカワウソもいますよー。

カワウソさんは前回の訪問ではスヤスヤ眠ってて全く写真がなかったのでした…。

カワウソ展示は前回訪問からは代替わりしておりまして。今は海遊館→マリンピア日本海のイブキ(10歳)とサンピアザ→マリンピア日本海のメイ(6歳)がいます。

お名前紹介~。(もうちょっとかわいい写真はなかったのか、というツッコミ…)

遠くから近づいていく段階で首をながーくして見られています(笑)

こんにちはー!イブキ(右)、メイ(左)!


メイちゃんは随分細いなぁ…。


どうして彼らの目線が右ばかりいってるのかと言うと。
ちょっとコレ見てみてー。30秒の短い動画だから。

展示スペースの横が階段になってるんですね。で、そこを人が通るたびに「飼育員さん?!」と急いで追っかけていくわけです。


「早く開けてっ!」「早くエサをっ!」
な、2頭ぇ…


「んにゃーー!飼育員さんじゃなかったかぁ!」なイブキさん…


イブキは私がいる間は泳ぎませんでしたが。


メイはよく泳いでました。泡を出しつつ泳ぐカワウソは素敵。

ちなみに。カワウソ達は館外からも見ることができちゃいます…。
「なにタダ見してんのよっ!」とメイちゃんに怒られるのでちゃんと入館して観察しましょうねww


博物館、なのでクジラの骨格標本やホッキョクグマの剥製、この地方の古くからの漁船なども見ることができるのですね。


そして学習的な要素として(なのかな?)こんなスペースもあります。



あー、コレ懐かしい!


タコから水を吐き出されたり、水の出るマシンガンで的あてができたりします。

これは大量の釘!!力が分散されるので痛くないよ、ってヤツ。



この科学館的なスペースのある2階からはイルカプールも見えます。
ここには夏季限定で毎年伊豆三津シーパラダイスからイルカたちが出張してきているのです。


イルカショーがあるのは夏休み(と、2015年は9月のシルバーウィーク期間)のみ。
私が行った日はショーのない日でしたが、イルカたちは自主トレ?w


飼育員さんにフリスビーをもらって遊んだり。
イルカショー開催期間中は(イルカショーを見ても見なくても)入場料が高くなるので、ショーのない日料金で入場してこんなイルカちゃんの遊ぶ姿を見れてラッキー☆でした♪


実は指定管理者が八景島になってから、私の耳に入ってきたのはあまり良くない噂ばかりでした。
ちょっと心配になっての今回の訪問だったワケですが、全て杞憂に終わりましたε-(´∀`*)ホッ
生き物たちは元気にしていたし、施設が古いのは変わらないことだけど、プチリニューアルをされたりして「古くてもいいものを見てもらいたい」という気持ちみたいなのは十分に感じられましたし。

マゼランペンギンを見たいならぜひ、上越市立水族博物館へ!

次に来るのは建て替えリニューアルしてからかなー、楽しみ。今あるいいところがなくなってしまいませんように。

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