いなべ川さかな館(2023.07.08)

 2023年7月8日。

以前から来たいと思い続けていた場所へようやく行くことができました。


いなべまちかど博物館のひとつとしていなべ市のHPにも載ってるこの員弁川さかな館。
HPに住所や地図まで載ってます。
が!たどり着くのにめちゃくちゃ迷った!!道路から見てこんな感じ。車で通ったら確実にスルーしちゃうよね…(車から降りて歩いてみてやっと看板に気付いた人)

いなべまちかど博物館、って素敵な取り組みですよね。色んなマニアの先輩方が遺憾なく能力を発揮されてる。個人的には廃材を集めて作られた本格茶室、子安庵に行ってみたい。

そんなわけで入ります。
すみませーん…、と開いてたドアから中を覗くと作業されている方が。
やった、無人じゃない!(ご自由にご観覧くださいがとても苦手なのです…特に個人宅の場合…)
入口正面にでっかい水槽がどどんと。

「どうぞー、中は汚いけど」と言われたので遠慮なく入ります。
入口近くの水槽をふと覗いてビックリ。こんな大きなドジョウ、なかなかお目にかかれないよ!本当に大きかった。
一人で大興奮して「ちょっと、このドジョウすごくないですか?!本当に凄いです!!」とか言ってたら作業されてた館長さんに「あんた変わった人だね」と言われるなど。
いえ、館長さんにそれ言われるのは誉め言葉でしかないんですけど!(嬉)

館内はこんな感じで

こんな感じで

こんな感じ!

お気に入りはこちら。映り込みが激しくてなんのこっちゃ?だけど、コーナー水槽を素敵に利用したアカハライモリ水槽です。
こーゆー水槽を作りたいんですっっっ!!!!
ガン見してたら館長さんが色々教えてくれました。いつか必ず作るぞ…イモリの楽園水槽…

最近まで館長さんご入院されていたようで「入院してる間にめちゃくちゃになっちゃったよ」と退院後のリカバーに大忙しなようでした。

ずらりと並んだ水槽には員弁川に棲む魚たちが暮らしています。

水槽の中が素晴らしいですね、員弁川の水中はこんな様子なんですよね?と館長に話しかけると、そうよもう何十年と川を見ているからね、とのこと。

ちなみにちゃんと魚も入ってますよ。


「外来種だけど、いるんだよねぇ。でもキレイだよね」と館長さん。はい、確かに美しいですよね!

ヤリタナゴも美しい…。そしてここにいるタナゴ類は2~4年の個体が多くめちゃくちゃ大きい、そしてキレイ。どんだけの愛情を注いで育ててるのかが見て分かるような気さえする。


員弁川のさかな館、員弁川さかな館、いなべ川さかな館、とりあえず表記ゆれが激しいので正式名称を誰か教えてくださいw


オヤニラミの餌として入れた魚が食べられずに共存しているの巻w


はいカワイイ。

館長さんが最近まで入院されてたことは先ほども書いたけど、そろそろ店じまいしないとと考えているそう。維持するの大変そうですものね…。
ちなみに入ってすぐ正面にある一番大きな水槽はすでにお渡しすることが決まっているようですので、行ってみたいと思っている方がいたら早めに訪問した方がいいかもしれません。


外には大量のメダカがいます。あとネコもたくさんいる。

いっぱいいる。



そうそう、一番最初の写真、ドアにカラスがとまっていますが、なんと館長がカラスも手懐けてます!夫婦のカラスだそうで、他のカラスは来ないのにこの2羽だけ来るんだよね、とのこと。すげぇ。



「酒もタバコもしないで魚一辺倒なんだよ、この男は」と途中荷物を運んできた友人(?)の方が言われてました。うん、本当に魚が好きで好きでしょうがないというのが分かりすぎました。

訪問した時にちょうど館長さんがいてくれたのでラッキーでした。無人の時に訪問したらきっとここまで気に入らなかったと思うけど、館長さんのお人柄とお話でここが最高の楽園に思えました。
魚の状態が最高に良くて、魚第一にお世話されている空間はそれだけで幸せですね。
また訪問したいので、館長さんお身体に気を付けてお元気でいてください!

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