滋賀県立琵琶湖博物館(2016.8.11)

2016年8月11日。

20周年を機に大規模改修に踏み切った琵琶湖博物館。
2016年7月14日にリニューアルオープンしました。(以前の琵琶湖博物館のレポは→コチラ

リニューアルオープン直後の海の日連休で来たかったのですが、なぜか鳥取県に行ってしまったので(笑)夏休みでリベンジです!


改修したのは水族展示のC展示室です。9時半のオープンと同時にC展示室方面に向かいます。
オープン前に結構な人数が並んでいたので、混雑する前に見たいものを見なくては。
この写真は10時すぎの写真かな?入館してそのままC展示室に向かう人はほとんどいませんでした。


順路をじゃんじゃん進みます。
見たかったのは…ここーー!「古代湖の世界」バイカル湖にスポットを当てた展示。

バイカル湖展示は、この水槽たちと…

そう…

バイカルアザラシさん(∩´∀`)∩
 上陸してるバイカルさんはたまらんですなぁ…(n*´ω`*n)

リニューアルに合わせてマリンワールド海の中道から2頭やってきました♪


現在バイカルアザラシを飼育してる水族館は…箱根園・サンシャイン・マリンピア日本海・南知多ビーチランド・鳥羽、かな。今回の移動で九州ではバイカルアザラシに会うことができなくなっちゃったんですね。(訂正。うみたまごにもバイカルアザラシがいるよ、っと指摘してくれた方がいました)

いつ見てもどこで見ても思うけど、バイカルさんが方向転換するとき、尾びれをパッと広げるのがたまらなく好きなんですよねー。



 もういっこ絶対見ておきたかったのがこちら。

整列してお出迎えしてくれました!(違)

アカントガンマルスレイヘルティ。ロシア語っぽくない名前ですがバイカル湖固有のヨコエビです。

ぱかっ。お腹側。


その他にもバイカル湖固有の魚たちもいます。バイカル湖の魚なんて初めて見るー!

まずはカジカ類3種盛り。

ボリシャーヤ シロコロブカ。超ロシア語っぽい名前ですね。バイカル湖固有種。

ペスチャナーヤ シロコロブカ。

バイカリスカーヤ ボリシェゴロヴァーヤ シロコロブカ。こちらもバイカル湖固有種。
ロシア語を習っていた私でも舌をかみそうな名前や…。


アカントガンマルスレイヘルティと一緒にいたゴリヤン。


大きめの水槽にも知らない魚がたくさん。

魚名板。ちょっと遠目から。ぜんっぜん聞いたこともないお魚たち(;・∀・)


こんな感じです(ついに説明投げ出したww)


その中で私的に気に入ったのがこちら。ヴォストチュニュイ レッシュ。
大きなヒレと尾が東南アジアとかの魚っぽいけど、バイカル湖からヨーロッパにかけて生息してるんだって。




さて。見たいもの見たので、もう一度最初からやり直し!あ、C展示室だけね(;・∀・)


リニューアルしたと言っても水槽自体は変わっていません。変わったのは壁の色ですかね。

相変わらず素敵水槽ですねー。

どんどん進むよー。

トンネル水槽ー。

大きい魚が少し減ったでしょうかね…。

ゆったりとした泳ぎ。あくびも出ます(笑)

トンネルの色んな所からのぞき見wできるのは変わらず。



館内は壁の色も暗くなったし、照明も暗めになった感じ。元々ここは暗かったけども。
ナマズさんのライトに導かれて進みます。

ビワコオオナマズの円柱水槽。変わってないー、よかった。この岩の迫力が凄く好きです。
水槽の中と外がまるでひとつの岩で繋がっているような配置もワクワクします。
ちなみに主役はこの中ですww


たぶん日本一贅沢なイサザ水槽。

住み心地はいかがですかー?


こちらも水槽は変わらず。擬岩の素敵さも変わらず、うれしい。

それにしても…。

壁と天井の色を変えただけで違う水族館みたいになっちゃうんですねー。驚き。

オウミヨシノボリ。

カジカ。

ウツセミカジカ。琵琶湖固有種。


ビワヨシノボリ。



 カジカとかヨシノボリ的な魚ばかりなのは私の好みだからです(;・∀・)他の魚もちゃんといましたからね(;・∀・)

オヤニラミさんとか。

イワトコナマズさんとか。


 ギギさんとか。ギギは水槽の中の声を聴いてみよう!と水槽内にセットされたマイクが拾った音声が聞ける面白い仕掛けがありました。まさに「ぎぎぎぎ…」と鳴くんですね。



そして突如現れる魚屋さんww
ホンモノそっくり。
コラ、うなぎっ!!脱走たくらむんじゃありません!w

魚屋さんだけどふなずしについてお勉強できます。

ふなずしといえば、あの独特の臭いですよねー。
と言うわけで、におえます!くさいです!(笑)フタを閉じておかないと大惨事になりそうw


ビワコオオ”じゃない方の”ナマズ。ナマズはみんな土管が大好きですね。

外の木々が素敵な背景になっている外水槽。

橋を渡ってどんどん進みましょう。


水鳥さんの水槽。

 カイツブリ。鳥は撮るの難しいです…。



こっからは私が大好きなゾーンですね。

ずらーっとズラズラーっと日淡魚(∩´∀`)∩


北海道代表(?)オショロコマ。


 沖縄本島代表(?)アオバラヨシノボリ。

 宮古島代表(?)タナゴモドキ。


繁殖賞のプレートがずらーっと。
水族館に行って繁殖賞(と古賀賞)のこのプレートがあると必ずチェックします。
この水族館はどんな生物の飼育が得意なのか、どんな歴史があるのか端的に分かるので結構真面目に見ています。(私があまりにも熱心に見ているのからか、つられてプレートにスマホを向ける方も結構いますww)

この時点での琵琶博の繁殖賞受賞生物は

・ホトケドジョウ・ヒナモロコ・アユモドキ(人工受精)・イタセンパラ・カワバタモロコ・ウシモツゴ・ゼニタナゴ・スイゲンゼニタナゴ(人工授精)・ワタカ・ネコギギ・シナイモツゴ・カゼトゲタナゴ(人工授精)・アカヒレタビラ(人工授精)・シロヒレタビラ(人工授精)・アオバラヨシノボリ・アブラヒガイ(人工授精)・スゴモロコ(人工)・イチモンジタナゴ・スジシマドジョウ小型種琵琶湖型(人工授精)・スジシマドジョウ大型種(人工授精)・ズナガニゴイ(人工授精)・イトモロコ(人工授精)

となっています(順不同)。(JAZAの繁殖賞ページ、早く公開されないかなぁ…)


琵琶博は繁殖プールもガラス越しに見ることができます。こういう場所があって血統管理と繁殖に力を入れているからこそのズラーっと並んだ繁殖賞なんだなー、と。

ハリヨとネコギギ。

 ウシモツゴ。

 とはいえ水槽自体はとても地味になってしまうので、スルーされる率高いっすねぇ…。



バイカル湖展示はさっきガッツリ見たのと、2回目に回った時にはすでにバイカルアザラシ前は人だかりで近づけないほどになっていたのでスルー♪



バイカル湖だけが古代湖じゃないYO!ってことで、前からあったアフリカの水槽も健在です。


ん?んん?

おおおお。


親魚が一生懸命他の魚を追い払ったりして子育てしてました。

 ナイルパーチ正面顔。かわいい。

 チョウザメ水槽も健在。


 たくさんの種類のチョウザメがいます。

ガー類もね。


前回(っても8年前だけど)訪問時に子供達が大興奮で学芸員さんの話に聞き入っていたミクロの世界。超グレードアップしてた。

立派な常設展示になってました。これは楽しい。


ミクロの世界を堪能したらフィニッシュ!
水族展示の最後に「さあ飛び出そう、本物のフィールドへ」みたいなことが書かれていて(写真は撮り忘れた)。
おっしゃー!と屋外へ(笑)



観察池は草ボーボー。超自然。

観察池から振り返り見る琵琶博。かっこいい…。


ここの池は水をもう張らないのかな…。



最後はにほのうみ(レストラン)でバス天丼を食べるるるー。琵琶博と言えばバス天丼、なのですw


中身が大きく変わることなく、さらに興味深いモノが追加された感じ。
リニューアルすると「えー…」となってしまう水族館にも世の中にはありますが(;・∀・)琵琶博は全然そんなことなかった!
きっとまた来ると思うよー。またねー、琵琶湖ー!な琵琶湖博物館でしたっ。

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