20周年を機に大規模改修に踏み切った琵琶湖博物館。
2016年7月14日にリニューアルオープンしました。(以前の琵琶湖博物館のレポは→コチラ)
リニューアルオープン直後の海の日連休で来たかったのですが、なぜか鳥取県に行ってしまったので(笑)夏休みでリベンジです!
改修したのは水族展示のC展示室です。9時半のオープンと同時にC展示室方面に向かいます。
オープン前に結構な人数が並んでいたので、混雑する前に見たいものを見なくては。
この写真は10時すぎの写真かな?入館してそのままC展示室に向かう人はほとんどいませんでした。
順路をじゃんじゃん進みます。
見たかったのは…ここーー!「古代湖の世界」バイカル湖にスポットを当てた展示。
バイカル湖展示は、この水槽たちと…
そう…
バイカルアザラシさん(∩´∀`)∩
現在バイカルアザラシを飼育してる水族館は…箱根園・サンシャイン・マリンピア日本海・南知多ビーチランド・鳥羽、かな。
いつ見てもどこで見ても思うけど、バイカルさんが方向転換するとき、尾びれをパッと広げるのがたまらなく好きなんですよねー。
整列してお出迎えしてくれました!(違)
その他にもバイカル湖固有の魚たちもいます。バイカル湖の魚なんて初めて見るー!
まずはカジカ類3種盛り。
ボリシャーヤ シロコロブカ。超ロシア語っぽい名前ですね。バイカル湖固有種。
バイカリスカーヤ ボリシェゴロヴァーヤ シロコロブカ。こちらもバイカル湖固有種。
ロシア語を習っていた私でも舌をかみそうな名前や…。
大きめの水槽にも知らない魚がたくさん。
魚名板。ちょっと遠目から。ぜんっぜん聞いたこともないお魚たち(;・∀・)
その中で私的に気に入ったのがこちら。ヴォストチュニュイ レッシュ。
大きなヒレと尾が東南アジアとかの魚っぽいけど、バイカル湖からヨーロッパにかけて生息してるんだって。
さて。見たいもの見たので、もう一度最初からやり直し!あ、C展示室だけね(;・∀・)
リニューアルしたと言っても水槽自体は変わっていません。変わったのは壁の色ですかね。
相変わらず素敵水槽ですねー。
どんどん進むよー。
トンネル水槽ー。
大きい魚が少し減ったでしょうかね…。
ゆったりとした泳ぎ。あくびも出ます(笑)
トンネルの色んな所からのぞき見wできるのは変わらず。
館内は壁の色も暗くなったし、照明も暗めになった感じ。元々ここは暗かったけども。
ナマズさんのライトに導かれて進みます。
水槽の中と外がまるでひとつの岩で繋がっているような配置もワクワクします。
ちなみに主役はこの中ですww
たぶん日本一贅沢なイサザ水槽。
それにしても…。
壁と天井の色を変えただけで違う水族館みたいになっちゃうんですねー。驚き。
オウミヨシノボリ。
ウツセミカジカ。琵琶湖固有種。
ビワヨシノボリ。
オヤニラミさんとか。
イワトコナマズさんとか。
ホンモノそっくり。
コラ、うなぎっ!!脱走たくらむんじゃありません!w
魚屋さんだけどふなずしについてお勉強できます。
ふなずしといえば、あの独特の臭いですよねー。
と言うわけで、におえます!くさいです!(笑)フタを閉じておかないと大惨事になりそうw
ビワコオオ”じゃない方の”ナマズ。ナマズはみんな土管が大好きですね。
水鳥さんの水槽。
こっからは私が大好きなゾーンですね。
ずらーっとズラズラーっと日淡魚(∩´∀`)∩
北海道代表(?)オショロコマ。
水族館に行って繁殖賞(と古賀賞)のこのプレートがあると必ずチェックします。
この水族館はどんな生物の飼育が得意なのか、どんな歴史があるのか端的に分かるので結構真面目に見ています。(私があまりにも熱心に見ているのからか、つられてプレートにスマホを向ける方も結構いますww)
この時点での琵琶博の繁殖賞受賞生物は
・ホトケドジョウ・ヒナモロコ・アユモドキ(人工受精)・イタセンパラ・カワバタモロコ・ウシモツゴ・ゼニタナゴ・スイゲンゼニタナゴ(人工授精)・ワタカ・ネコギギ・シナイモツゴ・カゼトゲタナゴ(人工授精)・アカヒレタビラ(人工授精)・シロヒレタビラ(人工授精)・アオバラヨシノボリ・アブラヒガイ(人工授精)・スゴモロコ(人工)・イチモンジタナゴ・スジシマドジョウ小型種琵琶湖型(人工授精)・スジシマドジョウ大型種(人工授精)・ズナガニゴイ(人工授精)・イトモロコ(人工授精)
となっています(順不同)。(JAZAの繁殖賞ページ、早く公開されないかなぁ…)
琵琶博は繁殖プールもガラス越しに見ることができます。こういう場所があって血統管理と繁殖に力を入れているからこそのズラーっと並んだ繁殖賞なんだなー、と。
ハリヨとネコギギ。
バイカル湖だけが古代湖じゃないYO!ってことで、前からあったアフリカの水槽も健在です。
おおおお。
たくさんの種類のチョウザメがいます。
ガー類もね。
立派な常設展示になってました。これは楽しい。
水族展示の最後に「さあ飛び出そう、本物のフィールドへ」みたいなことが書かれていて(写真は撮り忘れた)。
おっしゃー!と屋外へ(笑)
観察池から振り返り見る琵琶博。かっこいい…。
ここの池は水をもう張らないのかな…。
最後はにほのうみ(レストラン)でバス天丼を食べるるるー。琵琶博と言えばバス天丼、なのですw
リニューアルすると「えー…」となってしまう水族館にも世の中にはありますが(;・∀・)琵琶博は全然そんなことなかった!
きっとまた来ると思うよー。またねー、琵琶湖ー!な琵琶湖博物館でしたっ。
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