山梨県立富士湧水の里水族館(2015.6.13)

2015年6月13日。

時系列とか全く考慮してない当ブログでスンマセン(;^ω^)
私のいる横浜でも、数日前から急激に暑くなりました。

「こんな暑い日には涼やかな水族館の記事がいいんじゃないか?」

ということで満を持して登場です、富士湧水の里水族館!!
(こじつけ乙ww)

ここは2回目の訪問です。前回2008年の記事は→こちら
(ガラケー画像ばっかの全然レポれてない記事ですね…)

湧水の里水族館は山梨県の有名観光地、忍野八海のすぐ近くにあります。
忍野八海を知らない?夏でも涼しくて、めっちゃ水が澄んでいて冷たくてちょっと怖いくらいの池が8つある観光地です。忍野村の公式さんでごらんくださいませ→こちら

そして、水族館は看板通り「森の中の水族館」です。

つーこた、メッチャ涼しいんですよー。
訪問した日も結構暑い日で、ちょっとバテてたのが、駐車場についてビックリ。
超涼しい!
(まあ、夕方近かったから、というのもありますがナイショで(;・∀・))


入口に向かいます。こんな感じ。夏場は緑が映えて綺麗。


水音に気付いて少し目を横に向けると、こんな感じ。涼やかぁ~。


はいりまーす。
中に入っていきなりこの水族館の大事なところが全部見えます。ほぼこれが全部です。


って写真1枚でレポートを終わらせるわけにはいかないのでw
細かく見ていきましょう。

 上の写真で手前にうつっている小型の水槽から。

オヤニラミ。

水槽の下1/3くらいにうっすらコケががが…残念…。
オヤニラミさんって鰓の模様ばっかりつい見てしまうけど、正面顔も怖い…。



 ルリヨシノボリ。

かわいい(*´ω`*)


どんどん進みましょう。照明がオサレー。


さながら美術館のような館内の外には、なんと池。なんとチョウザメ(しかもかなりデカイ)


基本的に日淡魚のみなんですが、チョウザメだけでなく、アロワナなんかもいます。

口が怪我?しちゃってますね、早く良くなりますように。



そしていよいよ!メイン水槽ですー。

ギョギョっと(さかなクンww)わんさかいますねー。


なかなかな迫力です。

迫力満点なデカさ。


イトウ、ニジマス(アルビノも)、ブラウントラウト、オショロコマ、タイガートラウト、マルタウグイ、ベステルチョウザメなんかがいますいます。

 一番外側を泳ぐのはサイズの大きい魚たちなので、大迫力です。
ガッツリ泳いでいるサケ科の魚たちに対して、チョウザメさんはのんびりゆったり底の方をフラフラしていました(*´ω`*)カワイイ


メイン水槽の反対側には川の再現水槽があります。


 ヤマメとアマゴ。

ヤマメとアマゴ、サクラマスとサツキマスについてはとっても興味深いです。
気になる方はググってみてください。

ヤマメは桂川(相模川)より東、アマゴは富士川より西に生息していてちょうど山梨県内で2つの生息域が分れるんだそうで。1県で2度おいしい的な。


 この時の企画展示は「養殖魚展」でした。


あ、このドジョウたちは常設展示ですかね(;・∀・)


ヒメマス。西湖で釣ることができるんですね。
「サケ科の魚の中で一番上品で美しく味も絶品」とか超気になる…。


 ホンモロコ。琵琶湖の固有種として有名ですね。
JAふじかわが養殖して「ふじかわもろこ」の確立に取り組んでいるんだとか。へぇ~。


 そしてニホンウナギ。言わずと知れた絶滅危惧種です。


 シナノユキマス。いなわしろカワセミ水族館にいた「アイヅユキマス」の元、ですね。


ベステルチョウザメ。
そういえば、ベステルはオオチョウザメとコチョウザメのかけ合わせだったんだよね。どこかの水族館で学んだけどすっかり忘れてたわぁ…。


ソウギョ。正面顔は笑っているみたい(*´ω`*)



企画展を満喫したら階段を下ります。

階段を下りて細い通路を抜けると…そこにあるのは…


空気清浄器×2!!
(なんででしょう…?確かに少し魚臭いかな…とは思いましたが…)



空気清浄器を通過するとw
メイン水槽を下から見上げることができるトンネル水槽に出ます。

横から見ると大きな魚と小さな魚が一緒に泳いでいるように見えますが。



実は仕切られています。左は小さい魚、右は大きい魚。

 サイズごとに分けることで小さな魚でも食われずに成長できるんですね。


うん、まあ。仕掛けも楽しいけども。
純粋に綺麗な水槽です。日光は入りませんがライトに照らされた魚がキラキラ綺麗。


 アルビノさん。


バックヤードみたいでワクワクする水槽ですね。ここをのぼると。



メイン水槽の仕掛けを上から見ることができます。


サイズの違う魚たちの泳ぎ方の違いなんかも観察できますね。



で。
2階では特別展「生き物の生きる技」、なんてのもやってました。色々と工夫しながら生きている生き物たちを展示しています。


ムギツク
技:たくらん
(他の種の巣に卵を産み付けて代わりに子育てさせる技。日本の淡水魚でこの行動をするのはムギツクだけです)


アカハライモリ
技1:自己再生
(手足やしっぽが切れても骨まで再生し、脊椎動物の中ではトップクラスの再生能力です)
技2:どくどく
(フグ毒と同じ毒を持ち、敵に襲われると毒を出します)



ロックシュリンプ
技:プランクトンキャッチ
(ハサミの部分が細かい毛に変わり、水中に漂うプランクトンを捕食できるようになりました。他の生き物が食べない物を食べる技です)


ほほー!
っと唸るような面白い展示でした。
「技:どくどく」とか「技:自己再生」とか大人向けなんだか子供向けなんだかハッキリしないところもまた一興ですww


そして2階にはちょっとした売店があって桔梗屋の信玄餅クレープアイスが売られていました☆
食べたーい!でもまだ見たーい!の葛藤ががが。
(食べ歩きはできません)

え?桔梗屋を知りませんか?
山梨のお土産といえば必須ですよ!な信玄餅の桔梗屋さんです。私めっちゃ好きです、桔梗屋の信玄餅!食べるとき必ず周りをきな粉だらけに汚しちゃうけど!
どうして信玄餅クレープが水族館で売られているのかと言えば。ここ、湧水の里水族館の指定管理者を長いこと務めていらっしゃるのが桔梗屋さんなんですねー。
地元愛、でしょうか。これからもゼヒゼヒよろしくお願いしますね。山梨に行ったら必ず信玄餅買いますから!!!(笑)


2階の屋上(?)も気持ちいいです。屋外のカメ池をスタッフさんが掃除されてました。


水族館は「さかな公園」という公園の中にあります。
めっちゃ気持ちよさそうな公園。夏場にはじゃぶじゃぶと小川に入りたい!

奥へ行くと東屋と湧き水の池が。時期になるとホタルも見れるそうです。


きれいな湧き水ー。の中を気持ちよさげにニジマスが泳いでました。当然湧き水ですからつめたーい☆です。


こちら、チョウザメのいた池を外側から見た水族館外観。まさに「森の中の水族館」ですね。


どうですか?
少し涼やかな気分になれましたでしょうか?(誰?w)

ここは少し大人な雰囲気の水族館。
なんですが、餌やり体験とかオープンラボとかで子供たちでも楽しめるかと。水族館に飽きたら子供たちは公園で遊べるし!
館内の特別展だけでなく、全体的に「大人向けなんだか子供向けなんだかハッキリしない」加減が一興な富士湧水の里水族館でした!

間違いなく涼しいので夏場に超オススメです♪

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