東京タワー水族館(2018.09.01)

2018年9月1日。

今年の7月に突然出てきた東京タワー水族館閉館の危機、なニュース。
賃料未払いで訴訟問題に発展しているとかなんとかかんとか。
うわー、この賃料は無理ゲーやん…という感想で。

そんでもって8月31日に公式HPにも出てしまいました。
9月30日をもって閉館…(´;ω;`)
(犬吠埼の時に学んだよ、閉館する水族館のホームページはスクショ撮っておかないと残らないって…(;・∀・))

だからというわけではないのですが、7月のニュース以降、Twitterで東京タワー水族館を応援したいって方が熱く投稿を繰り返されているのを見て、久々に行ってみたくなっていたわけです。

ちなみに前回の訪問は2013年。前回記事は→コチラ

あ、早く着きすぎた…(;・∀・)彼さんとは館前で待ち合わせです。

オープンと同時に入場!前日に閉館決定が出たからでしょうか、オープン待ちの人が私たちの他にも5名ほど。

変わってない…
 変わってない…
 変わってない…

変わってないーーー!嬉しい!というか何、この謎の安心感!!
(あ、この水槽には5年前は魚が泳いでいたのでそこは変わりましたね)

ぼちぼちと感想や画像をTwitterにあげていたので流用(おい!手抜きかよ!w)



ツイートでもちょっと言っているけど、5年前には気付かなかったこと。
その①
水槽内の魚たちがみんな人間を見てくる。

 ガッツ見してくれるのは大型の魚たちが多いから迫力がヤバいw


その②
自宅で生き物を飼っていると、かわいすぎてただただじーーーっと見ちゃうこと、ありませんか?(私はほぼ毎日ありますw)
餌を食べるとこ、ゆらゆら泳ぐ姿、眠っている姿…。

 なんかそんな感じ。

 いや、あの、かめきち家でアロワナ飼えるんか?って聞かれたら無理なんですけども…。

ワラゴ・アッツーももちろん我が家で飼育は無理なのですが、例えば家で飼ってたとしたら、なにかにつけて眺めてしまうと思うのですよ…。ご飯食べながらとか、起き抜けの頭でコーヒー飲みながら、とか。

 家で好きな生き物を好きなだけ眺めて観察してウフフ、ってなる感じ。
そんな感じが東京タワー水族館にはあるんだと思います。


近い!分厚いアクリルに阻まれることなく魚とお話できる感じ。
(家での私はまさにこんな感じデスw写真は彼さんですが)



こういう見方もあるんだ、って気付けたのは、水族館イベントだったりTwitterだったりで色んな方たちと関わったから。
私は水族館関連の勉強をしたわけでもなく、水産でも配管でもなくw日本語学と漢文ゼミです。
あと、熱帯魚飼育とかの趣味があったわけでもありません。

「水族館」っていう世界がただ好きで、どちらかと言えば中村元大先生の言う「水塊」をわーい♪って言っていたクチです。
前回東京タワー水族館に来てから5年。水族館には色々な見方があるし、どれもこれも面白い!って気付いて。かめきちさんも成長したんですね(笑)


東京タワー水族館は日本で唯一といっていい「飼いこんだ個体を我が家で観察しているかのように見ることができる」珍しくて贅沢な水族館だったのですね。

グリーンモレイさんは私が最初に訪問した時すでに目は白濁していたけど、まだまだ元気にしてます。

ジャウーさんも来るたびに大きくなっていて驚く。

 野生とはかけ離れた環境にこんな長いこと閉じ込めてけしからん!って人もいるかもしれません。

 でも、この「飼いこまれた感」はずさんな飼育では出ないと思うんですよね。

 それもこれも東京タワー水族館が日々しっかり飼育を続けてくれたからこそ。

水塊はありません。海獣もいません。でも、めちゃんこ楽しい。

 最後に東京タワー水族館の魅力を感じることができて良かった。
5年前のまま自分が止まってしまっていたら、きっと「まあしゃーないよなぁ、いつも空いてたし…」くらいの感想で終わっていたかもしれない。でも、今は違うよ。本当に悔しい。もっともっとこの世界を見ていたかったよ。

閉館までひと月きりました。あと1回は必ず行こうと思っています。

ここにいる全ての生き物たちがしっかり飼い続けてくれる場所に移動できますように。


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