サケのふるさと千歳水族館(2017.08.10)

2017年8月10日。

北海道最終日ー!
サケのふるさと千歳水族館に来たよきたよー!
2015年7月にリニューアルオープンしてから初めて!(相変わらず水族館めぐらーとしては最遅な出足ですよね…)
ちなみに前回訪問時の記事は→コチラ。"千歳サケのふるさと館"時代ですね。

かなり早くに到着しちゃったのでまったり待機。外観もだいぶ変わりましたね。スッキリと水族館然とした建物に変身。

ヒマなのでお散歩。裏側。この辺の小川や池はあまり変わってないですね。

9時オープン!立派なチケットカウンターでチケットを買っていざ入場!
すげぇー、自動ドア!前はのれんだったのに!w

自動ドア、オープン!
きゃー!水族館だわぁーー!モニターですけどね(;・∀・)

テンションがおかしいですねw気にせずそのまま進みましょうww
建物自体の構造とかは大きく変わってないみたい。でも壁の色と照明を替えただけで全然違う水族館になってる!

あ、このお魚、旧水族館の時もあったヤツ!

さてさて、通路を進みますよー。
ここから私の視線をそのまま追っていくスタイルで。通路の角を曲がったところから。
いち。
 に!
 さん!!
 しー!!!!
すごいっ!
水槽自体は変わってないのに違う水族館だっ!!

壁の色と照明の暗さは本当に重要なんだなぁ。新規オープン・リニューアルする水族館のほとんどが壁を黒っぽくするのは意味があるんだよねぇ。全ては水槽の中を観察しやすくするため。

去年2016年11月に生まれたシロザケのこどもたち。ぐちゃっと。

お隣はサクラマス・ギンザケ・マスノスケ・オショロコマ・カワマスたちが混泳しています。こちらもぐちゃっとしてて見分けはつきません(;・∀・)

ここのメイン水槽は変わらずどーーんと。

チョウザメはシロチョウザメとアムールチョウザメがいます。大きさはそこまで大きいわけではないけれどよく泳いでいるので、チョウザメ泳ぎを満喫できます(*´ω`*)


他にもニジマス・サクラマス・ブラウントラウト・ギンザケなど。

1匹を追って見るもよし、水槽の雰囲気を感じるのもよし。なにしろ「水塊」全開ですからね(笑)ちょっと暗いけどね。

「水塊」そう、ここもリニューアルするにあたって中村元氏の手が入っているのです。
それを一番感じたのは、苔の洞門を通った先にある…

支笏湖大水槽、です。
こんなに大きなスペース、前にはなかったよなぁと思ったら前はサーモンムービーの仕切られた部屋だったところをぶち抜いてるんですね。
リニューアルで新設されたこの水槽は「あー、まさに中村先生の水族館だな」と思うくらい水塊w

近くでかぶりついて見るのもいいし、ベンチも置かれているので座って眺めるのもいい。
しばらくボケーっとしてしまいました。幸せ(*´ω`*)


支笏湖水槽の隣はエサをあげられるインディアン水車の水槽と。

オシャレに変身したタッチプールです。ここも随分と雰囲気が変わりましたね。
透明なタッチプールは新屋島のイルカプールのグラスボートみたい。
さりげなーくチョウザメも入ってます!


先に進みます。
通路の左には鳥さん?


右側には小さい水槽が並んでいます。


鳥さんはカイツブリでしたー♪

あらら…ケンカしちゃったのね…(絵がかわいい…)



小さい水槽から。
"キャラララ、キャラララと鳴くエゾアカガエル"って説明がすごくいいなぁ。
鳴き声聞いてみたい。

ふっさふさなモクズガニさん。



どんどん進みます。
ここから千歳川ゾーン。前よりさらに狭くなった?(;・∀・)


イトヨさんがとっても綺麗だったのですが、なにしろ狭い通路なので立ち止まれません…。残念…。

 隠れキャラ。
いやー、ホントいい水槽なんだけどなぁ…。もっとゆっくり見たいなぁ…。

気持ちよさそうなんですよ、水槽の中が。通路の狭さが憎い…せめて以前と同じ通路の片側だけ水槽だったらもう少し広かったのになぁ。


激狭通路ゾーンが終わり、通路が少し広がりました。水槽も大きく。


錦鯉。まるまる太っておる…。

次のお部屋に到着。
え?ここ日プラのショールームですか?的な展示室です(笑)
形も大きさも様々な水槽が並んでいます。

もちろん壁際にも水槽が。

世界の淡水魚が集められた展示室のようです。

丸くて上部がオープンな水槽。

テッポウウオやヒメツバメウオがいます。個体は小さめ。



リュウキュウヒルギシジミ、っていう貝。貝にも魚名板があって説明もついてたのが嬉しい。

シオマネキもトビハゼもいたよー。


あ、ここの壁面にも水槽が。こういう水槽、好き。


レモン・ラミーノーズ・ペンギン・カージナル・ブラックファントム・レッドファントム・グローライト…テトラ達大集合!そのほかエンゼルフィッシュにオトシンクルス、ディスカスなど。ペットショップ的な感じではあったけど、中国人のお客さんはみんな立ち止まって見てた。色が派手だから?


ずらっと並んでいる面白い形の水槽を見てみますね。

ここには他の水族館でもよく見られる魚たちがいるのですが。
細長い魚体がゆがむんですよね…。

全面的に曲面なので…。あと、魚のサイズ的にちょっとキツくないかな…ってのも。
もっともっと大きくなる魚たち、成長したらどうするんだろう…。


ドーム型の水槽にはポルカドットスティングレイが2匹。
ゆがんで見えるけど、上からも見えるという利点はアリですかねー。


もう一つのドーム型水槽にはデンキウナギ。見るにはいいけど、見られるデンキウナギはどうなんでしょうね。隠れる場所がないし。

こちらの円柱水槽にはシルバーアロワナ・インディアンナイフ・ゴールデンスポテッドナイフなどがいますが(以下略)

ここにある置き型の水槽で一番私が気に入ったのはこれ。ウーパールーパーの水槽でした(笑)



私はこっちの方が好きでしたー!壁に埋められた普通の水槽!


コリドラスたち大集合。超かわいい(*´ω`*)奥にロイヤルプレコの吻先だけ見えてるw

ラスボラ的なお魚たち。

ピラニアさん。

シクリッド的な。


さてさて。メインディッシュはこれからですよー。
ここももれなく黒っぽく塗られて幻想的に変身した通路を通って…。

千歳川の観察部屋へ到着。

水族館の横(裏?)を流れる千歳川を観察できる窓が並んでいます。
前回来たときは5月初旬でサケの稚魚くらいしか見えなかったのですが。さすが夏!魚影も濃いしサイズも大きい!!


魚たちが流されないようにぎゅんぎゅん泳いだり、建物の出っぱりを利用して休んだりしてる姿を観察できます。ひたすら観察できます。30分くらい見てましたかねー。楽しい。

川底をよーく見ると小さな魚もいます。目の前でウグイに食べられそうになって必死に逃げる姿も見えたりして。

下から水面を見上げると流れがかなり速いことが分かります。
ここは9月下旬からの鮭の遡上を観察するための窓なので、8月ではまだシーズンではなかったのですが、サケ以外の魚たちの日常をのぞき見してるみたいで楽しめますよ。
いつか遡上シーズンに来て見たいなぁ。千歳じゃなくても標津でもイヨボヤでもいいから…。


最後に、2017年夏の企画展。私の大好きな魚譜画家の長嶋祐成さんの絵と南の生き物たちとのコラボレーション。北海道で南の海を感じることができるなんて贅沢(*´ω`*)
長嶋祐成さんといえば京都水族館の館内サインや入場チケットの絵を描かれている方。
色合いと雰囲気がとても好きなのです。

こんな感じ。通路の片側には長嶋さんの絵、反対側には水槽がずらーっと。

よくぞここまで集めたものだなぁ、と思うほどたくさんの南の島の生き物たち。

そして長嶋さんの素敵な絵。なんて幸せな空間なんだろう…(*´ω`*)

「サケのふるさと館」から「千歳水族館」へ。水族館としてすんごいパワーアップした感が満載でした。
サケの遡上シーズンにいつか来てみたいなぁ。きっといつか!と思いながら後にしたのでした。

1 件のコメント:

  1. 2年前の投稿にコメントをしてしまい、申し訳ありません。
    サケの里(千歳水族館)は意外と規模大きそうですね、参考になりました

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